置去り小説一覧
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「お姉様ぁ、ミヤーネはお父様お母様にも可愛がられてるけどぉ。
お姉様はお父様お母様にまったく可愛がられないわねぇ。
当然よねぇ。
お姉様は可愛くないしブスだし勉強もしないし。
お金を稼ぐのだってミヤーネの方が上手いものぉ。
ミヤーネがいればお姉様なんていらないわよねぇ」
はぁ、妹のミヤーネは馬鹿だ馬鹿だと思っていましたが、
ここまで馬鹿だとは。
ミヤーネ、この状況分かっていますか。
ミヤーネはここで断罪してあげましょう
「お姉様の婚約者のヨルクねぇ、ミヤーネが貰おうと思ってぇ。
ねぇいいでしょう〜。婚約者ぐらいミヤーネに頂戴よぉ」
はぁ、ミヤーネは幼い頃から私の物をなんでも欲しがってきましたが、遂には私の婚約者まで欲しくなったようです。
「さようならミヤーネ」
「アンジェリス!!お前には婚約破棄を告げてやる!!」
「そうだ!!俺様達は浮気等していない!!」
「ふん!!確かに俺様はアードリアンには見せられない事をしていた!!」
文字数 4,042
最終更新日 2022.01.11
登録日 2022.01.10
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