謎が謎を呼ぶ小説一覧
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物心ついた時から奴隷商で過ごしてきたオメガのマリユス・ロネは、処分される年齢である13歳ギリギリでラングロワ公爵家に買われる。
そこで言い渡された仕事は5歳の息子、エリペールの添い寝係だった。
専属の従者になる予定だったが、母であるブランディーヌの計らいで一緒に教育を受ける事に……。
共に学校へ通っていたが、高等部に上がるタイミングのバース性検査で、エリペールはアルファだと診断された。
きっとバース性の発症と共に自分の仕事は終わる。
期限付きの付き人として覚悟は決めていたが、エリペールへの想いは膨れ上がる一方だった。
叶わぬ恋、身分の差は埋められない。ただ時間の許す限り傍にいたいと、自分の気持ちをひた隠しにして仕えた。
そんな折、高等部で出会ったパトリス先生がマリユスに近寄る。やたらと贔屓にしている姿にエリペールは不信感を抱いていた。
しかし、そこから明らかにされたマリユスの真実に事態は急展開をみせる。
※オメガバースの独自設定があります。
★BL大賞応募作品です。応援の一票、お気に入り登録をよろしくお願いします。
文字数 119,594
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.30
乙女ゲームの世界で悪役令息として登場する主人公はその世界が乙女ゲームということを知らない。
転生者でもなければ前世の記憶も持っていないただの悪役令息である。
ただ、人とは違うことを挙げるとすれば…一度死んだ記憶があることだろう。
『平凡な学園生活を送りその中で恋をし、一人の女性の策略により断頭台に上がる事になり死んだ記憶』が主人公にはあった。
果たしてそれは妄想なのか未来予知なのか死に戻りなのか、全く理解ができないままに物語は進んでゆく。
すみません、更新頻度は激遅めです…。
文字数 24,004
最終更新日 2024.08.26
登録日 2024.05.27
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