需要小説一覧

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 私は素がネガティブであり、「今日もスーパーハッピー♪ 超絶幸せだったよぉ☆」などと投稿することはほぼない。かなりの確率で、薄暗いものを積み上げてゆく。だから、私の投稿が好みでなければ(暗い話が好きな人なんてそういないだろうが)最初から敬遠していただくのがありがたい。が、なんとなくフォローしたあと、「うわ、コイツフォローしたらネガティブ投稿ばっかり流れてきて疲れるよ、どうしよ」とオロオロされる方もいるかもしれない。もしかしたら励まそうとか、前を向かせようとか、何か反応しないといけないとか思わせてしまって疲れさせている可能性もある。それを思うと、ネガティブ投稿はしない方が良いのかもしれない。  ただ、フォロワーが否応なく、四六時中ネガティブな言葉を垂れ流してきたら疲れるだろうが、ふと、繋がりのない人のネガティブ投稿を読みたくなるのは私だけだろうか?  どんよりと落ち込んだ日、私は「仕事できない 辛い」とか、「社会不適合者 仕事」とか、「居場所がない」など、ネガティブワードを検索することがよくある。「今日も超ハッピー」とか「人生って幸せ」などというワードで検索することはない。  暗い気分のときに暗いものを見て共感する。「繋がりたくはない」けど「読みたい」、ネガティブ投稿にはそういう需要があるのではないか?
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小説 193,041 位 / 193,041件 エッセイ・ノンフィクション 8,143 位 / 8,143件
文字数 2,965 最終更新日 2023.05.01 登録日 2023.05.01
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BL 完結 長編 R18
自分の求めている「需要」が得られない。トモヤは葛藤する。華やかに活動して、幸せそう魅せるようにすれば、その「需要」が得られるはずと信じるが・・・。あるきっかけから、自らの身体を、他人に時間で貸し出し対価を得るようになる。彼自身の幼少期に受けた虐待のフラッシュバックや、性的マイノリティである自分への苦しみを、自分を指名した客達との化学反応によって乗り超えていく。そして、恋人や家族が、トモヤの人生に絡みつく。
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小説 193,041 位 / 193,041件 BL 25,530 位 / 25,530件
文字数 44,342 最終更新日 2021.07.13 登録日 2021.07.13
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