守るべきではなく小説一覧
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国を守る、民を守る。それが義務とはいえ難しい事だと知っている。それでも貴族であればこそ、剣を振う。
それに、男女の区別はないはずだと思う。確かの女の細腕、真っ向からの力は弱いが魔法での参戦は可能だ。
私はその訓練も受けていた。しかし、“女子供は守るべき者”として戦場に出るのを拒む者もいる。
それは。慣例であったり、正義感に凝り固まる者達。侮られている事と同義な事に気づかない点は同じだ。
私は戦う。
文字数 979
最終更新日 2021.06.04
登録日 2021.06.04
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