主従逆転小説一覧
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完結済み・徳川家光には致命的な欠点があった。武将が小姓を愛するのは武士の嗜みだから欠点ではない。武田信玄、織田信長、徳川家康、皆小姓を愛した。だが、それは、小姓を意する事だ。小姓に愛される事ではない。天下の将軍が、ガチ受けで小姓の言い成りになっては天下の御政道が小姓に支配されてしまうのだ!
そんな徳川家光を支え助ける漢がいた、それは柳生家の次男、柳生友矩だった。
文字数 104,693
最終更新日 2022.11.07
登録日 2022.10.30
宇宙歴三百八十二年。
人類は、枯渇した地球を捨て、スペースコロニーや惑星に移り住んでいた。
そんな中、宇宙船ブラックレオパード号に乗り込んだ船長ラドラム・船医マリリン・操縦士ロディは、便利屋を営んでいた。
船長ラドラムは、宇宙船のA.I.『プラチナ』を愛する一風変わった男。
そんなラドラムの所に持ち込まれる仕事も、やはり一風変わっていて……?
ラドラムは年若き船長。爺様の代から受け継いでいるという、ブラックレオパード号で今日も星の海に繰り出す。
だが船員への給料は、未払いの状態が続いていた。ラドラムの機嫌が良いときは、要注意だ。
「リスクのあとには、大金っていうメリットが待ってるんだぜ? この仕事を終えれば、二ヶ月分の給料が入るんだ」
そう言って彼は笑う。
爪に火を点すようにこぢんまりと続けてきた便利屋業だが、この仕事で彼らの生活は一変する。
大金と引き換えに連邦警察に追われる身となり、ラドラムが愛していたはずの女性は男性となって彼らの前に現れる。物心ついてから父親に頭を撫でられることさえ拒絶していたラドラムと、彼との恋の行方は?
次々と巻き込まれる厄介な事件と、連邦警察からは、逃げ切れるのか?
誤解の愛情、身から出た錆、地球外生命体に違法クローン、果たして事態は収束をみせるのか!?
SFの皮を被ったジェットコースターBLラブストーリー!!
文字数 119,877
最終更新日 2022.10.16
登録日 2022.10.09
伯爵家に生まれたシエナは、亡き母の紹介で知り合ったアランを専属護衛騎士として従えていた。
時折泣かされることはあったものの、どんな態度で接してもほとんど表情を変えないアランに、シエナは主従関係を利用して好き勝手に彼を扱っていた。
しかし、その関係も長くは続かなかった。父の命令によってシエナは侯爵家の子息との結婚が決められ、アランは護衛騎士の座を降ろされてしまう。どうにか反対しようとしたシエナだったが、アランは「どうかお幸せに」と最後に一言だけ残して屋敷を去ってしまった。
その数年後、シエナの家は没落した。当初通う予定だった学園にすら行くことができなくなり、地位と名誉はもちろん、家族を失い、婚約者にも見捨てられた彼女は夜逃げを図ろうとするも、数年振りに再会したあの男が行く手を阻む。
「貴女に逃げ場所はありませんよ。シエナ嬢」
箱入り娘だった泣き虫お嬢様が、無愛想の面を被った拗らせ(ムッツリ)騎士に捕まって主従逆転されてしまい、護衛という名の下僕として世話を焼いたり焼かれてしまったりするお話。
※保険としてR18に相当する性描写がある回に関しては(※)をつけます。
※第15回アルファポリス恋愛小説大賞に参加しています。
※序盤は複数話投稿。以降は1日1〜3話目安に更新です。
文字数 52,775
最終更新日 2022.02.24
登録日 2022.01.25
☆〝あの男と結婚したくないのでしょう?〟
耳元で囁かれ、私は呆然とした。一緒に逃げようと差し出されたこの手を取った瞬間から、この男と自分は二度と引き返せない道を歩むことになる。
駄目、この誘いに乗っては駄目ともう一人の自分がしきりに言うのに、じっと見つめてくるこの男の瞳に魂まで吸い込まれてしまいそうだ。。。
そう、私はまだこの時、知らなかった。優しげに見えた彼が心底で考えていた恐ろしくて淫らな企みを。。。☆
筋金入りのお嬢様が父親に決められたフィアンセは、とんでもない男だった。
婚約式の前夜、都でも名の知られた大商人の娘サヨンは一人、途方に暮れていた。明日はいよいよ父の決めた男と婚約させられてしまう。相手の男は根は悪くないと判っていても、そこはやはり夢見る年頃の少女、醜男よりは美男の方が良いに決まっている。
そんなサヨンに若い下男のトシンジュが平然と言う。
―イヤなら、逃げれば良いのです。
実は、トンジュのことが以前か気になっていたサヨン。戸惑うサヨンにトンジュは〝一緒に逃げましょう〟と囁く。
美男(イケメン)の下男と手にとを取り合って屋敷を逃れたヒロイン。
しかし、逃亡の途中からトンジュは豹変してゆき、サヨンに熱っぽく〝好きだ〟と迫る。そして、いきなりトンジュに押し押し倒されたヒロインのショックは大きかった。
ご主人さまのはずのヒロインと下男の立場が逆転して、ヒロインは彼の言うなりに。。。
―私、本当は彼を好きなの?
迫りまくる彼をうとましく思いながらも、時折、彼が見せる男らしさや優しさに惹かれてしまう。
狎れてゆくのは身体だけなのか、それとも、心までもなのか?
戸惑うヒロインにやがて、もう一つの魔の手が迫る。
やがて、サヨンはトンジュへの気持ちと向き合う瞬間が!
身分違いの恋を貫き通した少女の物語。
文字数 122,867
最終更新日 2021.06.28
登録日 2021.05.12
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