青い目の店主、いわく ~祝久屋蓬莱堂繁盛記~

「ただしあなたにとって、それは祝いではなく呪いかもしれませんがね」

舞台は江戸時代の大坂。
いわくつきのものを扱う店・祝久屋蓬莱堂(いわくやほうらいどう)。
そこにいるのは「あの世から帰ってきた」という噂と青い目を持つ若き店主・祝久屋璃兵衛(いわくやりへえ)と、エジプトから来た記憶の欠けた青年・レン。

ふたりは店を訪れた少女・茜から腹が開かれた「空っぽの遺体」の話を聞き、調査に乗り出すが……。

一蓮托生バディが繰り広げる生と死、そして「魂の在り方」を問う歴史ファンタジー。

※『第10回ネット小説大賞』一次選考通過作
※この作品はエブリスタ・小説家になろう・カクヨムにも掲載しています。
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