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第17章 物語を中断
マグダラのマリア、娼婦が淑女に
しおりを挟む以前、「リッタの聖母」が、まるで透かし絵のように、モナ・リザの身体と重なる事を発見したが、
「マグダラのマリアも 」も、「リッタの聖母」同様に、モナ・リザの身体に、ピタッと当てはまった。
見事なまでに!
モナ・リザの身体と同相なのだ。
何ということだろう…
ダ・ヴィンチは、追憶の母カテリーナの面影ばかりを追い求めた絵ではなく、モナ・リザにマグダラのマリアを隠し絵のように封じ込めていた。
ダ・ヴィンチは、マグダラのマリアにおける
何らかのメッセージを、モナ・リザの絵に、したためたのだろうか?
裸体に、ガウン一つを身にまとった
まるで娼婦のような出で立ちの
マグダラのマリア
モナリザの服に着替えたら、たちまち
娼婦は、淑女に変貌をとげる。
可愛らしさを備えながら、知的で聡明な雰囲気となったマグダラのマリア
何と、麗しい女性だろう。
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