【本編完結】天禍の鈴が響く庭 - 永玉国物語

「俺は、お前を守るためにここにいる」廃屋の中で目覚めた霄琳は、なにも覚えていなかった。けれど自分の前で二人の男が争っている。一人は霄琳を殺そうとし、もう一人――離原と名乗る青年は、霄琳を守ると約束してくれた。霄琳を害しようとする男――黒衣から逃れ、離原とともに始まった旅は、安全と言われる国都を目指すものだ。そんな中、霄琳は自分の手の甲に描かれた紋様と、その紋様を持つレイシと呼ばれる巫子、そして数百年前から現在に至るまで国にかけられている大いなる呪罰に巻き込まれていくことになる。

※同作品をムーンライトノベルズ・カクヨムに掲載しています。
※番外編にてR18が含まれます。

※当作品には、以下の表現が含まれます。
・地震や津波などの災害に関する描写
・登場人物の死亡
以上にご留意のうえ、自己判断でお楽しみください。
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