SF小説(外部サイト)一覧
第三次世界大戦の真っ只中、ミラ・メイクピースは人造人間、人型兵器として戦場をかけていた。
情勢が悪化し、戦火は激しく燃え上がって行き着いた先は、滅亡だった。
そしてミラ・メイクピースは滅亡後の世界、千年後を旅する事になる。
登録日 2016.08.09
登録日 2014.12.15
身に余る超能力と胸を持つ里見透には超能力を以ってしても解決出来ない悩みがあった。超能力を有しても非力で無力な彼女ができることはただ静かに時間が過ぎることを待つのみ。
歪でありながらも平穏な日常が一人の飛び級留学生によって激変する。留学生は金髪オッドアイの日米のハーフでありながら日本語が流暢な襟のリボンがとても似合う、制服よりもランドセルが似合う年端もいかない幼い子供で名前はマルコ・マカリスター。
マルコが留学してきた初日のうちに旧校舎のトイレにて透はほんの出来心で彼が立って用を足す姿を透視能力で覗き見してしまう。
ここは女子校なのに何で男の子がとかそういうのはどうだっていい。
なんて……なんて可愛い男の子なんだ!
こうして目も眩むような学園生活が始まる。
登録日 2015.06.12
惑星オングル。巨大な恒星を天に仰ぎ、さらにふたつの衛星を持つこの小さな惑星に、一本の槍が近づいていた。
槍の名は『耐え忍ぶ槍』。光でも数十年、数百年とかかる道程を空間歪曲航法と亜光速航宙技術を結集し、それでも約半年という歳月をかけて本土――母なる地球からやってきた大型戦艦。
物語は――物語はこの槍が折れたときに始まった。いや、正確にいえばそれ以前から……ずっと、ずっとずっと昔から始まっていたのだが、この槍が折れ、星に突き刺さったとき、物語は動き出した。
『槍』号の中に乗っていた兵士のうちのひとり、ディーン・ブラックボロ。槍が折れた刹那、虚空の中に彼が見たのは、鈍色の無そのものだった。
登録日 2016.06.01
カクヨムコンテスト10(現代ファンタジー)応募中
【登場人物】
高岡 忍:主人公、男性。プログラマ兼SE。プレイヤー名シノブ。
勝野秀明:忍の友人、男性。同僚でグループリーダー。プレイヤー名シューメイ。
秋山 梓:勝野秀明の恋人、女性。5期後輩の同僚。
【あらすじ】
舞台は主人公の忍と秀明が3年ほど前から続けているフルダイブシステムのオンライン・シューティング・ゲーム『VRMMORPG BulletS』内と現実世界。
ある金曜の晩ハンティングをしているとき、緊急メンテナンスでシノブだけが強制ログアウトされるところからはじまる。
翌朝、目覚めると忍はゲーム内のシノブ(女性型アバターTHX-1489)の姿になっていた。
シノブはシューメイとチームを組んだPlayer versus Player(PvP)大会で2連続優勝する実力とその風貌から『金髪赤眼のスナイパー』の二つ名で恐れられていた。
女子化してしまい困惑する忍を、秀明と梓は『俺たちチームだろ』と手助けをする。
ゲーム運営会社から接触があり強制ログアウトが原因により同期接続が切断できず、忍は生身とアバターが一体化した状態で元の姿には戻れないことを知らされる。
梓に妹扱いされつつも女子として生きることを決めた忍は、運営会社との示談交渉と合意により3人での同居生活を始める。
見知ったプレイヤーに忍とゲーム内のシノブが同じことが気づかれ、一時は恐れと不安に陥るも再び2人の助けで乗り切る。
その後、秀明のちょっとした誤解や、ライバルからの誘いがあったが、チームは強い結束力で再始動。
3人編成で次のPvP大会に備え、戦略と戦術を模索。
シノブはライバルに勝つため、スキルを使わずに狙撃命中率を上げる訓練を続ける。
PvP大会では運営側の方針により、シノブのスキルが使用できず敗退。
大会後、メンバー増強を決断したが、運営から1週間にわたる大規模メンテナンスと、サーバー移転の通知。
メンテナンス終了後に予想外の事態が起きた――
登録日 2024.12.05
地球滅亡の直前、超知性宇宙生命体〈神さま〉によって見知らぬ惑星に転生させられた「僕」ことガハラ・リュージは、転生時に神さまより授かったサポート・ロイド「テータ・79575-33331/BLUE-ガハラ」と共に移動式ルート探索住居に乗って、見知らぬ惑星を放浪する。
長編連載の形を取っていますが、一話完結の連作短編集です。
基本的に、何も起きません。
主人公と「サポート・ロイド」テータのリア充生活をながめ続ける、ただ、それだけの物語です。
登録日 2015.07.08
ネオンの光とマフィアの闇が交差する、リボルヴァ・シティ。ストリート・チルドレンのリンは、偶然殺人現場に遭遇、逃げようとしたが、犯人に捕まり、口づけされた上に昏倒させられてしまう。
次にリンが目覚めた場所は、街一番の規模を誇る聖ルイス教会。リンを連れて来たのは、「輝くプラチナブロンドに、青い瞳の天使」ミカエル神父だった。うっとりするような微笑み、低く響く声の持ち主で、信者(特に女性)の圧倒的人気を誇る、若き神父。そして――暗殺者。
誰にでも穏やかな神父が、リンにだけは違う一面を見せる。
「お前は私の獲物だ。私がお前を殺すまで、他の誰にもお前を殺させない」
「なに言ってるのよ、この変態っ!」
――天使の外見を持つ死神と、彼の色気になびかない少女の、命懸けの攻防戦が、今始まった。
登録日 2014.05.01
ある日、俺――友尾望は気が付いた。
「俺、友達いなくない?」と。
プライベートでなければ話せるのに、プライベートになった瞬間に緊張して上手く話せなくなる。
結果、気付けば知り合いはいても、飲みに誘える友達の1人もいない。
これは拙い。
非常に拙い。
危機感を覚えてはみたものの、大人になっての友達作りは難しい。
その上俺は人見知り。
困っていた時に偶々目に留まったCMで閃いた。
そうだ。VRMMOで冒険を楽しみつつ友達作りの練習をしよう!!
意気揚々とゲームを始めたは良いけれど……あれ?思ってたのと違う方向に進んでないか?
違う!俺はテイマーだ!
好感度が欲しいんだ!
そうじゃない!友達を……フレンドを作りたいんだぁぁぁ!!
※不定期更新予定です。
※1話ごとでまとまっている形にしようと思ってますが、長くなった場合は区切る事があります。
登録日 2021.01.20
一粒のサプリメントで一日分の食事が賄えるような時代で、カンザキアサギは古い文化を重んじていた。
ただの嗜好品となってしまった飲食物に愛着していて、特にコーヒーを好んで飲んでいる。
技術が革新していく一方で、その必要性を問題視している一人がアサギだった。
なかでもアサギの頭から離れられない疑問が、十年前に実用化されたテレポート技術にあった。
人類が実際に生み出したテレポート技術は、目的地に対象を複製して、オリジナルを消去する事によって擬似的に移動するような技術だった。
しかしコピーしてできた人間は本当にオリジナルの人間と同じ人間なのか。
この疑問が当時世間で問題となり、テレポートが普遍した今もアサギを悩ませている問題だった。
その問題を追及する為にアサギはテレポートの管理員として会社に勤めていた。
毎日のように人間をコピーして消去する仕事を長年続けてきた。
それでもテレポートの真実を見出す事なく時が経ち、アサギは婚約して家庭を持っていた。
愛する夫アインと幸せな日常を過ごしていたが、ある日アサギはアインの身を案じさせる悪夢を見る。
(ここから先はネタバレを含みます)
ただの夢と気にする事はなかったが、その日アサギはアインをテレポートする出来事に見舞われた。
コピーが済んだとはいえこのままアインを消してしまってもいいのかと葛藤したアサギは、真実を見出せないまま高出力レーザーでアインを消去する。
ところがその途中で緊急停止ボタンを押してしまい、アサギはそのアインの鮮血を見る事になった。
弔うつもりで再びレーザー光線の熱へとアインを送ったアサギだったが、もう一人のアインが帰ってきて、いつもと変わらない日常へと戻った。
普段通り二人で朝のコーヒーを飲んでいたが、今までの飲めなかったブラックコーヒーをアインが飲めるようになったと気付く。
もしかしたらテレポートでコピーされたアインは本物ではなかったのではないかとアサギの中に疑問が残るが、真実はわからないままだった。
登録日 2015.07.25
プログルブオンラインという完全体感型VRMMORPGの中で、喫茶店を経営する人工知能の少女【マナ】。
その喫茶店には様々なプレイヤーが客として訪れ、マナに人生相談や恋愛相談をしつつ彼女の料理に舌鼓を打つ。
冒険やバトルの無い、ほのぼの喫茶店ストーリー。
登録日 2018.08.01
上場企業の営業職を一年で退職し、ニートになった主人公、藤田優二は、
陰謀論や世界情勢に関する本を読みあさる生活を送っていた。
唯一の特技は、英語と射撃。
そんな、少し変わり者の青年に、衝撃的な変化が訪れる。
きっかけは、初恋のマドンナとの思わぬ再会であった。
彼女の変貌ぶりに驚愕した優二は、真相を突き止める為に後を追うが.....
昨今の激変する世界情勢、日本社会を題材にした、壮絶スパイアクション!
笑いあり!冒険あり!感動あり!ラブロマンスあり!
従来の価値観に反旗を翻す衝撃の問題作!
このセカイには、二種類の人間しか存在しなかった!
資本主義VS王室
「奪う側」と「守る側」である!
登録日 2015.10.30
【|ELEMENT《エレメント》・|ARMORS《アーマーズ》・|WAR《ウォー》】
――略して|E《イー》.|A《エー》.|W《ウォー》、またはEA。
『火』『水』『風』『地』『雷』『無』の六つの属性のパーツを使い、|EA《エレメントアーマー》と呼ばれるプラモデル程の大きさのロボットをカスタマイズして実際に操縦して戦うゲーム。
世界で大人気且つ、多大な影響を与えるEAW。
時に独自のカスタマイズを披露する者。純粋に楽しむ者。プロとしてスターとなる者。
――そしてランク上げの為に日夜、戦う者達に分かれる。
チームを作り戦うプレイヤーや個人で戦い続ける者がいる中、全てのプレイヤーが目指す頂きがあった。
――『覇王』
世界大会を制した者のみに与えられた称号であり、現在まで7人しか許されていない絶対的な地位。
プレイヤーはそんな彼等を“覇王”と呼び称えているが、一人だけ謎に包まれた覇王がいた。
――始まりの覇王。
第一回EAW世界大会を制し、EAW史上初めて『覇王』を名乗った伝説のプレイヤー。
だが彼は世界大会後、その姿を忽然と消してしまう。
――しかし、それから7年後。ある噂がプレイヤー達に広がった。
『――今年、日本でオープンする最大のEAW施設【EAWスタジアム】に始まりの覇王が現れる』
その噂を元に各国のプレイヤーはEAWスタジアムに集結する。
そして『銀の騎士』の女子校生<紅葉院アキ>もまた、友人達とEAWスタジアムへ遊びに行こうとしていた。
しかし叔父でありEAショップを営む<士郎>が、店で彼女のプレイヤーカードを見付けてしまい、届けようとしていた。
だがそこに一人の青年が入店して来てしまい、彼は士郎に質問をする。
『EAWスタジアムへの道を聞きたい』
物語はここから始まる。
登録日 2019.11.29
【想像】は、どれだけ辛くても、どれだけ欲しても、【創造】してはならない――。
自身の想像を信じることで、想像した異能力を発現する力 “イマジナル”。
魔法や超能力の根源とされるこの力の発見によって、異能力の常識が覆った。
そして2025年。
とある宗教団体が新宿で起こした“血の謝肉祭”以降、東京は異能力を統制される異能ディストピアと化したのだった。
2030年、東京。
犯罪組織のリーダーである桧葉カノンは、かつてイマジナルを学んだ学園時代の親友たちを暗殺し回っていた。
彼女には、親友たちを殺してまで償わなければならない大きな罪があったのだ。
自身の強すぎるイマジナル故に起こしてしまった、神に反する罪業。
これは彼女が過去を贖罪しながら、新たな異能世界を創った巨悪に立ち向かう、SF異能アクション。
登録日 2021.02.13
2020年。東京都は未曽有の天変地異に襲われ、サイバネとオカルトが蔓延る《幻幽都市》へと生まれ変わった。それから20年後のある日のこと、幻幽都市の一角で万屋稼業を営む青年・火門再牙は、都市の外側からやってきた一人の少女と出会う。再牙が万屋を営んでいることを知った少女は、数年前に家族を捨てて行方を晦まし、幻幽都市で遺体が発見された父親の足跡調査を依頼する。調査を進めていく中で、都市壊滅を企む謎の地下組織と、組織を率いる次元操作能力者の存在を知る再牙。それは、彼自身が経験した忘れられぬ深い因縁との対峙を意味していた。
登録日 2015.06.09
【地球】から資源が豊富な星【緑星】へ、芸術を学ぶため遠路はるばるやってきた森井瞳。
そこではフクロウが店長をやっていたり、光る虫が空を埋め尽くしていたり、見たことない不思議がたくさん。
——行ってきます。成長するために。見守っていてくださいね。
様々な出逢いと思い出を重ねて過ごすのんびりヒーリングストーリー。
絵本風の作風になってます。
登録日 2018.04.07
VRMMORPG - Unlimited Linkage Online -
《黒白》と称され、PvE最強と謳われた二人の物語である。
1話:平均5,000文字。
感想読んでますが基本的に返信しません。
誤字報告はなるべく早めに対応する予定です。
月1回更新できればいい方だと思ってください。
何度も失踪予定ですが、いつか完結まで持っていきます。
登録日 2019.06.27
11年過ごしてきた娘の卒業式
両親の介護に疲れ
荒れていた私の元に
やってきた幼かった娘…
思えば色々なことがあったが
いちばんつらいのは反抗期だった
――――――――――――――――――――
他サイトでも重複掲載。
https://shimonomori.art.blog/2022/03/12/zoning/
文字数:約2,000字(目安3~5分)
※読了目安は気にせず、まったりお読みください。
※本作は横書き基準です。
1行23文字程度で改行しています。
※大部分の句読点を省略しています。
Twitterモーメント
https://twitter.com/i/events/1502300773861916672
登録日 2022.03.19
私はイリア・ベルクール。宇宙艦隊アシュリーズの通信士見習い。
この艦隊の主力艦の艦長3人は、いずれも若くてとても素敵な女性。
だから、この艦隊は Ashley’s Angel Starfleet(アシュリーズの天使)なんて呼ばれてる。
この船に乗ったのは6ヶ月前。
故郷の惑星は太陽を若返らせるプロジェクトに未来を託し、ものの見事に失敗。
太陽は暴走し膨れ上がったフレアに故郷の惑星が飲み込まれる寸前に、救援に来たこのアシュリーズ宇宙艦隊の救助船にギリギリで乗り込み、何とか生き延びることができたの。
怪しい星間業者に任せる判断をした王族は罪人扱いになった。
王女だった私は、避難民に紛れるためにドレスを捨て身分を隠して暮らす船の中で、生き残った同郷の人たちと仲良くなった。けれど、別の星系に降りたり、不満を漏らして船を出て宇宙難民になったり、開拓民として遠方の宇宙へ行ったりと、みんな散り散りになってしまった。
事情を知りながら私を拾ってくれ、クルーにしてくれたサブリナ艦長には本当に感謝している。
若くして艦隊司令官を務め、指示は的確、いつでも落ち着いていて所作も綺麗!
いつかあんな女性になりたい思ってる。早く一人前の通信士になってたくさんお役に立ちたい!
この民間宇宙艦隊アシュリーズは、銀河連邦から宇宙ギルドを経由して依頼を受け、宇宙船事故の救助から、星系軍の紛争の仲裁、危険な宇宙の墓場にある希少物質の採取、宇宙海賊の退治まで様々なお仕事をこなします。
楽しくて新鮮な毎日だけど、クルーはみんな優秀なのにちょっと変わり者!
天才技術者の作る装備は謎だらけ!
そんな中、とにかく一人前になるために頑張ります!
登録日 2023.02.07
私、真脇 達美。
猫のサイボーグで、スーパーアイドル。
してその実態は、バトルヒロイン、レイドリフト・ドラゴンメイド!
すごいでしょ。
私たちの世界には不思議な能力者を集めた学園、通称魔術学園がある。
私はそこの備品を務めてるんだけど、事件は起こったの。
30人の生徒会の仲間たちと一緒に、遠くの星スイッチアへ連れて行かれちゃった!
何でも宇宙人や怪獣たちに50年間襲われて、それをやっつけてほしいんですって。
まあ、それは解決して地球には帰って来れたんだけどね。
ところが、今度は変える直前にスイッチアのみんなが襲ってきた!
向こうで仲良くなった人たちも……。
傭兵企業の社長をやってるお兄ちゃん。
その宇宙からやってきたお嫁さんで、私の守護女神のボルケーナ。
ボーイフレンドで私より強いレイドリフト・ワイバーンのタケ君。
そのほか沢山の仲間もきてくれたけど、一体どうなっちゃうの!?
他サイトとの重複投稿です。
そして懺悔します。
これはメイドの話ではありません。
登録日 2023.11.19
「このJCたち、ヤバすぎる!」
近未来の2036年、フルダイブ型VRカードゲーム『ラヴィアンローズ』が世界的な大ブームを巻き起こしていた。
なりゆきでログインすることになった女子中学生の真宮涼美は、幸運にも希少なスーパーレアカード【月機武神アルテミス】を引き当ててしまう。
運命の相棒と出会いを果たした涼美は本格的にVRカードゲームを学び、やがて眠っていたデュエルの才能を開花させていく。
TCGをやり込んだマニアはもちろん、まったく知らない初心者でも楽しめる本格的なルール構築と、VRによる大迫力のカードバトル。
デュエル以外にもRPG風のフィールド探索や、ペットを飼えるマイルームでの生活など、楽しいことが盛りだくさん。
見るもの全てが新鮮な世界に、青春真っ盛りの中学生たちがフルダイブ!
登録日 2021.08.22
八才の女の子、ぽんちゃん。
彼女は、超音速で移動するアヒルボートに乗って。
デフォルメという世界を、空想をぽんぽんと渡るように旅します。
大好きなお姉ちゃんを追い求めて、個性豊かな国々を、自由気ままに気分ハチャメチャに巡ります。
これは、ちいさな愛が羽ばたく物語。
☆SS投稿掲示板より転載
ヤケクソ書きなので、ぷちひどくてごめんちゃい
登録日 2018.07.03
近未来の日本は、汎用人型兵器である『スローター・ウェポン(Slaughter Weapon:SW)』を開発し、アメリカと肩を並べる軍事大国となった。しかし、のちに『ナンバーズ』と名付けられたSWにより、日本は蹂躙されてしまう。東シナ海方面までしか進出していなかった『ナンバーズ』は、ついに本土に進出してしまう。そこで『ナンバーズ』と遭遇した灰田勇気は、その後の大きな争いに巻き込まれてしまうとも知らずに、SWを駆り出す。
登録日 2014.11.07
際限なく広がる経済的格差。
医療や社会保障の形骸化。
低賃金による少子高齢化。
労働や病気のストレスを苦にした自殺。
山積みの諸問題を無視しつづけ、先進国の人口が10分の1にまで減少した近未来。
しかし人類は、飽くなき成長を求めていた。
不要な命さえなくなれば、さらに世界は発展するだろう。
妄念に取り憑かれたように不要な命の抹殺と、人員の再分配で社会の効率化を図り、人々は優生市民とそれ以外とで別れていく。
そんな社会の現実など露ほども知らない優生市民の息子マコトは、何不自由なく生活を送っていた。
だが心の何処かで世界に違和感を覚え、やがて真実へ辿り着く。
そんな彼の行き着く先とは……
以下、作者(?がらくた)からの注意書き
三人称一元視点の短編SF小説。
拙作「異世界のジョン・ドウ 〜オールド・ハリー卿にかけて〜」に作中作として利用予定。
登録日 2023.08.23