・てりやきマックバーガー:370円→400円
・フィレオフィッシュ:370円→400円
・チキンフィレオ:380円→410円
・ダブルチーズバーガー:400円→430円
・えびフィレオ:400円→430円
・エッグマックマフィン:240円→260円
・ソーセージエッグマフィン:290円→320円
・マックグリドル ソーセージ:230円→250円
・チキンマックナゲット5ピース:240円→260円
・チキンマックナゲット15ピース:710円→740円
・炭酸ドリンク Lサイズ:270円→290円
・カフェラテ(ホット・アイス)Sサイズ:190円→210円、Mサイズ:250円→280円
一方、「ハンバーガー」「チーズバーガー」「マックフライポテト」の価格は据え置かれるが、外食チェーン関係者はいう。
「1回あたりの価格改定の値上げ幅は数十円単位なのでインパクトが和らげられているが、一昔前と比べると『だいぶ高くなった』という印象。特にファンが多い『てりやきマックバーガー』『フィレオフィッシュ』『チキンフィレオ』が軒並み400円台に乗ったインパクトは大きい。今回の価格改定で巧妙だと感じるのは、昼マックの単品価格を引き上げた一方でバリューセットの価格は据え置いている点。ドリンク類は原価率が低く『儲かる商品』なので、ドリンク類が付いたバリューセットの購入を促す意図があるのだろう。また、学生などの若者層の客はグループで来店して『ポテナゲ』をシェアしたり期間限定のスイーツを食べて、ハンバーガー類を注文しない傾向もあるが、『ポテナゲ』の価格は据え置いている。一方、固定ファンがついているため多少高くなっても売れる『てりやきマックバーガー』『フィレオフィッシュ』『ビッグマック』は値上げされており、全体的にかなり客の購入動向に目配せした価格改定になっている」
そんなマクドナルドの値上げを受け、競合するモスやバーガーキングとの価格差がなくなりつつあると話題になっている。たとえばマクドナルドとモスバーガーの類似商品の価格を比較すると以下のようになる(マクドナルドの価格は新価格。以下同)。
マクドナルド モスバーガー
てりやきマックバーガー:400円 テリヤキバーガー:430円
フィレオフィッシュ:400円 フィッシュバーガー:390円
チキンフィレオ:410円 チキンバーガー:360円
ビッグマック:480円 ダブルチーズバーガー:440円
マクドナルドとバーガーキングの類似商品の価格を比較すると以下のようになる。
マクドナルド バーガーキング
ダブルチーズバーガー:430円 ダブルチーズバーガー:460円
てりやきマックバーガー:400円 スモーキーテリヤキバーガー:350円
フィレオフィッシュ:400円 フィッシュバーガー:400円
また、バーガーキングは値下げキャンペーンも頻繁に行っており、現在も1月12~18日の期間限定で、通常価格530円の「ベーコンチーズワッパーJr.」と「クアトロチーズワッパー Jr.」について2個で600円の新春初売りキャンペーン「初売チーズバーガーズ」を実施中。このほか、アプリで入手できるクーポンを使うと以下のようになる(期間限定)。
・フレンチフライL:290円
・ホットコーヒー(M):160円
・ワッパーチーズ+ポテトM+ドリンクM:710円
こうした価格差の縮小や一部メニューの「逆転現象」を受け、SNS上では以下のような声があがっている。
<モスの方が安くなってんのエグい>
<モスバーガーの方がマクドより安いとかモス行くに決まってるけどモス近所にない>
<味も値段もモスの方が良いなら…もうマックなんて一生行かない>
<世の中のマックが全部バーガーキングになったっていい>
<バーガーキングに行け的なの見たけど最寄りのバーキン行くまでの交通費考えたら結局マックの方が安い>
<モスの方が美味しいからよく行ってるけど安いからって理由で来る層が出始めると環境荒れそうで怖い。モスも相応に値上げして>
<マック値上げしてからバーガーキングばっか行ってる、味のクオリティレベチに高いのにクーポン使えばマックより安いから最高>
<ハンバーガーへの対コスパ満足感ならバーガーキング>
<皆バーガーキングに行こう。近くにない?>
<最近マックよりモスの方が、バーガーキングが、って話聞くけど近くにマックしか選択肢がねぇんだよな>