「家族」というチームのつくり方

9割の人が知らない「家族の仲が良くなるカンタンな方法」

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目標を共感していますか?

さあ、皆さんに質問です。あなたは、家族で目標を共有していますか? こう問われると、

・いやいや、夫婦で目標の共有なんて、堅苦しくてムリ
・毎日の忙しさに追われて、目標を話すことなんてありませんよ
・仕事の目標はあるけど、家族の目標ってないな

といった声が聞こえてきそうです。
そう言いたくなるのもわかるのですが、家族を一体感のあるチームにする第一歩は、「共通の目標を持つ」ことです。

「共通の目標を持つ」というのは、ビジネスでは普通のことですよね。組織を一体感のあるチームにしようと思えば、共通の目標が必要。当たり前のことです。
それにもかかわらず、家族で共通の目標を定めている家族はまれです。
皆さんの夫婦はいかがですか? 目標を定めていますか? もし定めていないなら、それはチームづくりの一歩すら踏めていないということです。

ビジネスでも、ちゃんと目標を掲げられている組織は少ない

「ビジネスでは目標を持つことが当たり前」と書きましたが、実際に正しく目標を掲げられている組織は、ビジネスの世界でもまれだったりします。

個人の能力で差がつきづらい、いわゆる草野球のような、地域の集団スポーツの場合、チームづくりによって結果が大きく変わると言われています。
全国でも通用する強いチームになることもあれば、地区大会の予選で敗退するような弱小チームにしかならないこともあるのです。
やっている種目自体は同じです。条件も、練習環境も、人材の質も多少の違いはあるにせよ、ほとんど変わらないにもかかわらず、なぜか強かったり弱かったりが生まれる。

ビジネスも同じです。同業他社と与えられた環境や条件が同じであったとしても、結果が大きく変わってきます。
あるチームは、ものすごく売上を伸ばし、とんでもない収益性を叩き出し、スタッフはやる気に燃え、離職がすくない、といった強い組織になる一方で、また別のあるチームは、誰もやる気を出さず、売上も伸びず、莫大な赤字を垂れ流し、毎月どんどん人が辞めていく、という状況に陥ってしまう。
この違いを生むものは何でしょうか? どうしてこんなにも違う結果になってしまうのでしょうか?
これが、私がビジネスの世界で、皆さんにチームづくりに取り組むことを勧める理由です。

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プロフィール

高野俊一
高野俊一

組織開発コンサルタント。
1978年生まれ。日本最大規模のコンサルティング会社にて組織開発に13年関わり、300名を超えるコンサルタントの中で最優秀者に贈られる「コンサルタント・オブ・ザ・イヤー」を獲得。これまでに年200回、トータル2000社を超える企業の組織開発研修の企画・講師を経験。
指導してきたビジネスリーダーは累計2万人を超える。
2012年、組織開発専門のコンサルティング会社「株式会社チームD」を設立、現代表。
2020年よりYouTubeチャンネル『タカ社長のチームD大学』を開設。2023年6月現在、チャンネル登録者約3万5000人、総再生回数380万回。
2021年より、アルファポリスサイト上にてビジネス連載「上司1年目は“仕組み”を使え!」をスタート。改題・改稿を経て、このたび出版化。
著書に『その仕事、部下に任せなさい。』(アルファポリス)がある。

著書

チームづくりの教科書

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高野俊一 /
成績が振るわない。メンバーが互いに無関心で、いっさい協力し合わない。仕事を...
その仕事、部下に任せなさい。

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高野俊一 /
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