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17歳の冬、私は子供の頃から大好きだった彼の婚約者になった。
彼はエイデン・ウェスティン伯爵令息。真っ直ぐな黒髪に黒い瞳。男性にしては背は高い方ではないけど、いつも姿勢が良くてその眼差しはとても凛々しい。……ついにこの時が来たわ。私は立ち上がって声高に言い放った。
「私は婚姻の日までにエイデン様からの『感動的なプロポーズ』を要求します!」
「………………は?」
いつも眉間にシワを寄せている1つ年上の男の子を、気がつけば大好きになってた女の子が頑張って追いかけるお話です。
拙作「私の望み通り婚約を解消しようと言うけど、そもそも半年間も嫌だと言い続けたのは貴方でしょう?〜初恋は終わりました。」に登場していたエイデンの婚約者視点になります。
今作だけでも読めるように書いていくつもりですが、前作も読んでいただけると嬉しいです。
文字数 108,817
最終更新日 2023.02.28
登録日 2023.01.09
僕の兄は大魔法使いだ。しかもこの世界を救った英雄の記憶を持っている。
70年前に『世界の声』を聞いたと言い残し、丸々と太った白兎を連れてふらりと出ていき、帰ることはなかった英雄。
その生まれ変わりである兄を持つ弟が、兄が拾ってきた少女と兄が幸せになればいいなと何だかんだお世話するお話です。
身体強化魔法を使う女の子が書いてみたくて思いつきました。
一話を短めにして21話、さくっと終わらせる予定です。
ゆるゆる設定なにとぞご容赦ください。
R15は念の為です。
文字数 23,879
最終更新日 2022.09.24
登録日 2022.09.20
とある世界の魔導大国
王都の中央に聳え立つ『祈りの塔』。一際高い塔の先端には小さな蒼い魔水晶が填められている。
薄暗い塔の内部には12名の上級魔導士が魔方陣を囲んで立ち並び、少し離れた壇上にはこの国の王族と要職に就く貴族が座しており、静かにその時を待っている。
これから『召喚の儀』が始まる。
楽しく?独り飲み中に聖女として異世界召喚された主人公が、結局何だか楽しくなっちゃうお話です。さくっと終わります。
ゆるゆる設定何卒ご容赦ください。
文字数 7,195
最終更新日 2022.08.05
登録日 2022.08.04
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