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音楽の名門大学、鈴響音楽大学に無事入学できたアルファの高築蒼馬(たかつきそうま)は、入学式早々『運命の番』であるオメガの天才ヴァイオリニスト・臼庭湊(うすばみなと)にラブレターを送り、こっぴどく振られてしまう。
中学時代、ピアノと自分の第二の性がきっかけでいじめられる生活を送っていた自分を救ってくれた臼庭は、高築にとって欠けてはならない存在で、かけがえのないオメガだった。
臼庭は高築に冷たくあしらうが、高築は想いを伝えることを諦めない。
そんな中、天才ではなく『努力』をしてヴァイオリニストになった臼庭は、アルファである高築の圧倒的な才能に嫉妬してしまい…。
「何回、俺に好きって言えば気がすむんだよ」「臼庭がうんって言ってくれるまで」
果たして臼庭にこの想いが届くのか……。学生寮での生活は、甘くて時に苦い。執着攻めα(ピアノ科専攻のお坊ちゃん)×ツンデレ受けΩ(ヴァイオリニスト)。後半イチャラブしてます。R18部分には※がつきます。
文字数 126,808
最終更新日 2022.11.23
登録日 2022.10.24
幼い頃から王太子殿下の婚約者であることが決められ、厳しい教育を施されていたアイリス。王太子のアルヴィーンに初めて会ったとき、この世界が自分の読んでいた恋愛小説の中で、自分は主人公をいじめる悪役令嬢だということに気づく。自分が追放されないようにアルヴィーンと愛を育もうとするが、殿下のことを好きになれず、さらに自宅の料理長が作る料理が大量で、残さず食べろと両親に言われているうちにぶくぶくと太ってしまう。その上、両親はアルヴィーン以外の情報をアイリスに入れてほしくないがために、アイリスが学園以外の外を歩くことを禁止していた。そして十八歳の冬、小説と同じ時期に婚約破棄される。婚約破棄の理由は、アルヴィーンの『運命の番』である兎獣人、ミリアと出会ったから、そして……豚のように太っているから。「豚のような女と婚約するつもりはない」そう言われ学園を追い出され家も追い出されたが、アイリスは内心大喜びだった。これで……一人で外に出ることができて、異世界のカフェを巡ることができる!?しかも、泣きながらやっていた王太子妃教育もない!?カフェ巡りを繰り返しているうちに、『運命の番』である狼獣人の騎士団副団長に出会って……
文字数 114,844
最終更新日 2022.09.27
登録日 2022.08.14
白月陽葵(しろつきひなた)は、オタクとからかわれ中学高校といじめられていたが、高校の頃に具合が悪かった自分を介抱してくれた壱城悠星(いちしろゆうせい)に片想いしていた。
壱城は高校では一番の不良で白月にとっては一番近づきがたかったタイプだが、今まで関わってきた人間の中で一番優しく綺麗な心を持っていることがわかり、恋をしてからは壱城のことばかり考えてしまう。
白月はそんな壱城の好きなタイプを高校の卒業前に盗み聞きする。
壱城の好きなタイプは「ふつーに可愛い子」で、白月は「ふつーに可愛い子」になるために、自分の小柄で女顔な容姿を生かして、女装し壱城をナンパする。
男の白月には怒ってばかりだった壱城だが、女性としての白月には優しく対応してくれることに、喜びを感じ始める。
だが、女という『偽物』の自分を愛してくる壱城に、だんだん白月は辛くなっていき……。
ノンケ(?)攻め×女装健気受け。
三万文字程度で終わる短編です。
文字数 37,677
最終更新日 2022.03.04
登録日 2022.02.22
社畜の久実崎蒼はメヴィーサ王国の王太子、アルマに転生する。この世界には第二の性があり、姉がよく布教してきたオメガバースが存在する世界だと知ったアルマは、自分が次期国王になる王族だということからαに違いないと感じる。成人式の儀式で第二の性が分かるこの国で、アルマは成人する前から自分はαだと思い込み、執事のカルヴェと自分を護衛している近衛騎士団団長のグランにワガママ言いたい放題。しかし、成人式を迎えたアルマの性別検査で、Ωということがわかって…… 執事α&絶倫騎士α×平凡鈍感王子Ω。
文字数 128,601
最終更新日 2021.11.25
登録日 2021.10.21
妖精、精霊たちの階級によって差別される国、ルーナエ王国。この国では人が生まれたとき、精霊、妖精、悪魔いずれかが舞い降りてくる。その者と契約を交わすと守護者となって死ぬときまで守ってくれるのだった。悪魔という最下級の者と契約し、蔑まれる対象となったカトレアは今日も休みなく働かされる。そんな中、湖の畔で出会った美青年は自分を唯一差別しない優しい人間だった。差別などしない、自分の意志がはっきりとある青年の優しさに惹かれていくカトレア。その青年は王太子という身分が自分よりも全然高いことがわかって……。自分は悪魔と契約した最下級の身分の人間で、恋をしてしまったのは同性の王太子。きっと自分と結ばれることなんて、不可能なのだろう。執着攻め×健気受けになります。
文字数 71,648
最終更新日 2020.11.28
登録日 2020.10.26
公爵令嬢のシェイラは王太子に婚約破棄され、前世の記憶を思い出す。前世では両親を亡くしていて、モフモフの猫と暮らしながらチョコレートのお菓子を作るのが好きだったが、この世界ではチョコレートはデザートの横に適当に添えられている、ただの「飾りつけ」という扱いだった。しかも板チョコがでーんと置いてあるだけ。え? ひどすぎません? どうしてチョコレートのお菓子が存在しないの? なら、私が作ってやる! モフモフ猫の獣人と共にショコラカフェを開き、不思議な力で人々と獣人を救いつつ、モフモフとチョコレートを堪能する話。この作品は小説家になろう様にも投稿しています。
文字数 126,499
最終更新日 2020.02.22
登録日 2019.10.17
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