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「ついにアレは捨てられたか」嘲笑を隠さない言葉は、一体誰が発したのか。
「救いようがないな」救う気もないが、と漏れた本音。
「早く消えればよろしいのですわ」コレでやっと解放されるのですもの。
「女神の承認が下りたか」白銀に輝く光が降り注ぐ。
文字数 14,385
最終更新日 2019.09.24
登録日 2019.09.16
全てを捨てた溺愛者。
全てを捧げた盲信者。
全てを懸ける騎士と守護者。
自ら鎖を差し出した忠犬と、檻から出した可愛い猛獣。
それらの唯一となってなお、愛を渇望する私は満たされない。
登録日 2016.09.04
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