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国を守護する精霊の巫女候補に選ばれたミモレには秘密があった。実は彼女には前世の記憶があり、転生したのは乙女ゲーム『精霊の巫女と風の王国』の世界だった。しかもミモレはプレイヤーキャラクターだ。
しかし前世のミモレはまったく乙女ゲーに向いていない性格で何度プレイしても誰とも恋人にはなれず精霊の巫女にもなれず精霊の巫女補佐エンドを迎えていた。
その記憶のあるミモレは早々に精霊の巫女になることを諦め巫女補佐エンドを目指すことにした。そんなある日精霊魔術にハマった彼女は図書館で不思議な男性と出会う。その人物はゲームには登場していないようで……。
乙女ゲーに向いてないのに乙女ゲーの世界に転生してしまった主人公の話です。小説家になろう様にも掲載しています。
文字数 12,827
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.26
イリア・セルラオ公爵令嬢は生まれたときからアナスタージ王国第一王子カルロの婚約者として育った。そのため幼い頃から厳しい妃教育一筋で生きてきたがある日ルイーザ子爵令嬢と恋に落ちたカルロから突然婚約破棄をされてしまう。今までの努力がすべて無駄になってしまった虚しさからイリアは『眠り病』にかかってしまう。イリアの身体は眠り続けたまま、精神体だけが目覚めたのだった。そんな彼女の姿が見えたのは若き医者リディオ・カルダーノだけだった。イリアはすべてが嫌になりずっと眠ったままでいたいと思うのだが……。疲れた公爵令嬢イリアとのんびりした医者リディオの恋物語です。
※小説家になろうに掲載していたものを加筆修正してます。
文字数 35,848
最終更新日 2024.03.17
登録日 2024.03.10
12歳の侯爵家子息のエミリオは変わり者の双子の姉リリアーナの身代わりで茶会に出席したことがきっかけで王子に見初められてしまう。エミリオをリリアーナだと思い込んでいる王子は通っている学園で彼女につれない態度をとられてもしつこくつきまとった。しかし王子には幼い頃に決められた婚約者クロエがいた。王子はクロエにまったく興味がなくむしろ邪魔だと思っているようで彼女を陥れようと画策するが……。
一方エミリオはクロエの存在が気になり彼女に声をかけたことがきっかけで仲良くなっていった。
小説家になろうに投稿していた短編を加筆修正したものになります。
文字数 21,964
最終更新日 2024.02.16
登録日 2024.02.07
ウォーレン王国後継者の妃選びには独特の方法が用いられてきた。それは『ほほ笑みの花』という国の後継者の妃に相応しい人間の笑顔でしか蕾が開かない不思議な花を使うという方法だった。
ある夜、国中の年頃の令嬢が集められ王子の婚約者選びの舞踏会が開かれていた。
参加者の一人であるコーデリア・クローズ伯爵令嬢は過去のトラウマから笑顔が作れない。義母と異母妹にいじめられ周囲からは不気味がられて過ごしてきた彼女は当然『ほほ笑みの花』を咲かせることはできない。ところが偶然出会ったアルフレッド王子はなぜかコーデリアを気にかけてくれる。
しかしそれが原因で彼女は家から追い出され縁戚のいる田舎のアンカーソン村へと行くことになるのだが……。
笑顔を忘れてしまった少女が田舎でのんびり過ごすうち周囲の温かさと自分の強さで笑顔を取り戻すほのぼのスローライフです。
※小説家になろう様でも連載中です。
文字数 97,208
最終更新日 2024.02.02
登録日 2024.01.10
伯爵令嬢のステラは地味で根暗な魔法薬師として日々魔法薬の研究をしていた。そんなある日彼女は自分で作り出した魔法薬でぬいぐるみに変身し、偶然にも国の人気者である騎士ウィルの秘密を知ってしまった。ステラに秘密を知られたことに気づいたウィルはなんと彼女に婚約を申し込んできた。
根暗でオタクな自分とキラキラした人気者が婚約なんてとんでもない! いくら秘密を守るための婚約とはいえ困惑していたステラだけれど、ウィルはなぜかとても誠実で優しくて……?
地味で根暗な令嬢と明るく爽やかな騎士様のほのぼの恋物語です。
※ざまぁは少なめです。
※小説家になろうに投稿した作品です。完結しました。
文字数 58,602
最終更新日 2024.01.12
登録日 2024.01.08
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