「……ようこそ、薬膳茶寮・花橘へ。一時の休息と療養を提供しよう」
記憶を失い、夜の街を彷徨っていた女子高生咲良紅於。そんな彼女が黒いバイクの女性に拾われ連れてこられたのは、人や妖、果ては神がやってくる不思議な茶店だった。
薬膳茶寮花橘の世捨て人風の店主、送り狼の元OL、何百年と家を渡り歩く座敷童子。神に狸に怪物に次々と訪れる人外の客たち。
記憶喪失になった高校生、紅於が、薬膳茶寮で住み込みで働きながら、人や妖たちと交わり記憶を取り戻すまでの物語。
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既に完結しているため順次投稿していきます。
文字数 212,818
最終更新日 2023.01.14
登録日 2021.12.12
どうやらあの男爵令嬢はヒロインらしい。そう知ったのは彼女の日記帳をたまたま読んだ時だ。
しかも優しく素敵なツンデレ姉上が悪役令嬢だと言うのだ!
日記には台本のようなものが書かれ、その中で第二王子たる私も攻略キャラなるものに含まれているらしい。
だが、良いのかヒロインよ。
私は女だぞ?
男装王子のシャングリアと、自称ヒロイン他称悪役令嬢。なんかわちゃわちゃやってるし、ヒロインは国にとって爆弾みたいなものだし……、処理したい、処理したいけど、上手い処理の仕方がわからない。
攻略キャラとかになってるらしいけど、私、女ぞ?攻略される気しないぞ?そんなことより私は護衛部隊隊長を攻略したいぞ?
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小説家になろう様にて投稿した短編を連載版にいたします。
文字数 230,838
最終更新日 2022.01.15
登録日 2016.08.15
スラムで身を寄せ合って暮らしてきた兄妹。掏りの兄アンブレと、涙が宝石に変わる妹ペルラは慎ましく細々と暮らしてきた。しかし妹の秘密が人にばれてしまう。そんな折助けてくれたのが一人の貴族。ペルラを養女として迎える代わりにアンブレとは二度と会わないように。アンブレは妹の安全のためその条件を飲み、男爵に妹を預けた。もはや関係などない、赤の他人として。
妹と別れて10年、一度も会うことなく暮らしてきたアンブレは唐突に妹の近況を耳にした「男爵令嬢が結婚したらしい」という噂。アンブレは妹の幸せを確かめるために動き出す。
ただただ妹の幸せを願う兄のある冬の奮闘。
全5話。完結済み、12月21日~25日にかけて投稿予定。
文字数 27,699
最終更新日 2020.12.25
登録日 2020.12.21
文字数 4,298
最終更新日 2020.08.22
登録日 2020.08.22
海洋に浮かび隔絶された島国、メタンプシコーズ王国。かつて豊かで恵まれた国であった。しかし天災に見舞われ太平は乱れ始める。この国では二度、革命戦争が起こった。
二度目の革命戦争、革命軍総長メンテ・エスペランサの公開処刑が行われることに。革命軍は王都へなだれ込み、総長の奪還に向かう。しかし奮闘するも敵わず、革命軍副長アルマ・ベルネットの前でメンテは首を落とされてしまう。そしてアルマもまた、王国軍大将によって斬首される。
だがアルマが気が付くと何故か自身の故郷にいた。わけもわからず茫然とするが、海面に映る自分の姿を見て自身が革命戦争の18年前にいることに気が付く。
友人であり、恩人であったメンテを助け出すために、アルマは王国軍軍人として二度目の人生を歩み始める。
全てはあの日の、あの一瞬のために
元革命軍アルマ・ベルネットのやり直しファンタジー戦記
小説家になろうにて「あの夕方を、もう一度」として投稿した物を一人称に書き換えたものです。
9月末まで毎日投稿になります。
文字数 326,847
最終更新日 2019.11.10
登録日 2016.08.29
僕の幼馴染は”勇者”になったらしい。それはそうだ。彼は勇敢で、強くて、英雄になるべき人間だった。そして彼は”魔王”である僕を倒しに来るんだ。強くて怖くて、かっこいい勇者。
Twitterで呟いていた「強くて怖くて、かっこいい君へ」というセリフから作った歪んだ魔王と勇者の話
小説家になろうでも掲載しています
文字数 16,323
最終更新日 2019.03.03
登録日 2019.02.12
文字数 5,205
最終更新日 2018.10.20
登録日 2018.10.20
文字数 3,581
最終更新日 2018.09.22
登録日 2018.09.22
文字数 3,187
最終更新日 2018.09.08
登録日 2018.09.08
文字数 3,036
最終更新日 2018.09.04
登録日 2018.09.04
文字数 12,329
最終更新日 2017.12.27
登録日 2017.12.27
心の中で、彼のことを雨男と呼んでいた。休日天気が晴れていると、彼はいつも外へと出かけていく。どこに行くのか、誰と会うのかを、事実婚の妻である私は知らない。いや、聞けなかった。そんな彼は雨の日だけは家にいた。お互い言葉少なではあるけれど、時間の共有が心地よかった。
「そろそろ潮時か」
雨の降る金曜日、仕事帰りに怪我をした。明日の天気予報は晴れ。ろくでもないことが重なった日だった。
もだもだ系女子の好きな人の話
【雨の日】【怪我】【事実婚】
もだもだ小説第三弾。(第一弾:私のグリム先生 第二弾:幸せな恋は宝箱と共に・幸福で塗りつぶす)
エブリスタ超妄想コンテスト『夫婦』優秀作品
文字数 9,110
最終更新日 2017.10.01
登録日 2017.10.01