雨色銀水

雨色銀水

雨色銀水と申します。どうぞよろしくお願いします。
7
ファンタジー 完結 長編
これは森の魔法使いと子供の出会いから始まる、出会いと別れと再会の長い物語――。 ※第一部「君と過ごしたなもなき季節に」編あらすじ※ かつて罪を犯し、森に幽閉されていた魔法使いはある日、ひとりの子供を拾う。 ぼろぼろで小さな子供は、名前さえも持たず、ずっと長い間孤独に生きてきた。 孤独な魔法使いと幼い子供。二人は不器用ながらも少しずつ心の距離を縮めながら、絆を深めていく。 失ったものを埋めあうように、二人はいつしか家族のようなものになっていき――。 「ただ、抱きしめる。それだけのことができなかったんだ」 雪が溶けて、春が来たら。 また、出会えると信じている。 ※第二部「あなたに贈るシフソフィラ」編あらすじ※ 王国に仕える『魔法使い』は、ある日、宰相から一つの依頼を受ける。 魔法石の盗難事件――その事件の解決に向け、調査を始める魔法使いと騎士と弟子たち。 調査を続けていた魔法使いは、一つの結末にたどり着くのだが――。 「あなたが大好きですよ、誰よりもね」 結末の先に訪れる破滅と失われた絆。魔法使いはすべてを失い、物語はゼロに戻る。 ※第三部「魔法使いの掟とソフィラの願い」編あらすじ※ 魔法使いであった少年は罪を犯し、大切な人たちから離れて一つの村へとたどり着いていた。 そこで根を下ろし、時を過ごした少年は青年となり、ひとりの子供と出会う。 獣の耳としっぽを持つ、人ならざる姿の少女――幼い彼女を救うため、青年はかつての師と罪に向き合い、立ち向かっていく。 青年は自分の罪を乗り越え、先の未来をつかみ取れるのか――? 「生きる限り、忘れることなんかできない」 最後に訪れた再会は、奇跡のように涙を降らせる。 第四部「さよならを告げる風の彼方に」編 ヴィルヘルムと魔法使い、そしてかつての英雄『ギルベルト』に捧ぐ物語。 ※他サイトにも同時投稿しています。
24h.ポイント 0pt
小説 192,186 位 / 192,186件 ファンタジー 44,592 位 / 44,592件
文字数 251,992 最終更新日 2023.09.23 登録日 2022.06.22
「翼をもがれた鳥は堕ちるしかないの」 ――寂しげに笑って、あなたは空へ飛んだ。 空へ飛んだ少女と、彼女を追いかけようとする少年。 そして彼を引き留める『私』は、屋上で思いをぶつけあう。 これはきっと、あなたには届かない。 小さな恋と喪失のおはなし。
24h.ポイント 0pt
小説 192,186 位 / 192,186件 青春 7,025 位 / 7,025件
文字数 5,098 最終更新日 2023.08.29 登録日 2023.08.29
「ああっ、なんて麗しい装丁……す、スリスリしたい!」 交易都市ソレル大公の令嬢『小公女』リゼットは、『本の装丁好き変態公女』と呼ばれていた。 しかし――そんな不名誉な呼び名もなんのその! リゼットは本の装丁(表紙)に毎日スリスリと頬ずりをして、耽美な世界に浸っていた。 そんなリゼットが新たな装丁を求めて古書街に繰り出したある日、彼女に運命の出会いが訪れる。 大切な装丁本を盗まれたリゼットは、二足歩行の猫を追いかけるうちに不思議な場所へと迷い込む。 光が舞う道の先にある禍々しい黒の扉を開けば――そこはなんと麗しい装丁本が大量に飾られた図書館だった! 煌びやかな装丁本に心を奪われたリゼットは、いつものように頬ずりをしようとする。 「本から離れろ変態!」 剣呑な表情で現れたのは、装丁図書館の主にして『ルリユール』(装丁師)でもある青年クライドだった。 装丁師の名を耳にしたリゼットは脊髄反射で弟子入り志願したが、どうやらそれは簡単ではないようで――? 「何があっても、本だけは守ってみせます!」 リゼットとクライド。 水と油のような凸凹バディが『魔法装丁』によって引き起こされた事件に挑む。 これはいつか変態令嬢リゼットが、真実の愛にたどり着くための――少しだけ長い寄り道の話。 ※カクヨムにて先行公開中(https://kakuyomu.jp/works/16817330652097350929)
24h.ポイント 0pt
小説 192,186 位 / 192,186件 ファンタジー 44,592 位 / 44,592件
文字数 100,948 最終更新日 2023.07.12 登録日 2023.01.19
『僕』こと『ドゥセル・サイレントビナー』は、しがない錬金術師見習いだった。 聖王歴1927年10月末日、僕は死んだ。 単純な事故死だった。伝説の霊薬『エクリサ』の調合のさなか、爆発を起こしたのだ。 身の丈に合わぬ錬成のせいで、死んだ。それはまあ、実力不足の結果だから仕方ない。 だけど、誰も救えず、結果も出せずに死んだことだけが、心残りだった。 そんなふうに思ってしまったからだろうか。 『次』に目を覚ました時、僕の前には『死神』がいた。 「起きましたね。さあ、あなたのたましいの名を教えなさい」 命令を下したのは、『死神』――否、銀髪の美しい少女だった。 混乱しながらも僕が名前を口にすると、少女はにこりとすることもなくこう告げた。 「幸福の庭にようこそ。あなたは死の恐怖から自由になれました。 おめでとう、ドゥセル。あなたの主――死霊術師アンナ・ベルはあなたを歓迎しますよ」 死霊術師アンナ・ベルが手にした鏡の中には、のっぺりとした顔の木偶人形が映り込んでいた。 これが僕? まさか、僕は死んで、こんな姿で蘇らされたのか!? あまりの事実に衝撃を受けながらも、『僕』は選択の余地もなく、アンナ・ベルの下僕として働き始めるのだが――。 これはあまりにも理不尽で、それでも美しかった少女の記憶の物語。 「――アンナ・ベル。君は僕を二度殺した」 「カクヨム」にて、連載及び先行掲載しています。 (https://kakuyomu.jp/works/16816927862670338963)
24h.ポイント 0pt
小説 192,186 位 / 192,186件 ファンタジー 44,592 位 / 44,592件
文字数 46,526 最終更新日 2023.02.11 登録日 2022.04.26
マイツェン侯爵家の跡取りである「ロジックス」(通称ロジー)は、裁縫師を目指す少し変わった青年だった。 しかしある日、両親を突然が事故死し、さらに叔父と従兄の裏切りによって地位も財産もすべて奪われ、身一つで王都アルティジエの最下層に落とされる。 最下層で酒場の下働きをしながら命をつないだが、あまりにも惨めで、夢だった裁縫師の道もあきらめざるを得なくなった。 そんな日々を過ごす中、ロジーは好意を寄せていた女性に恋人がいたことを知ってしまう。しかも相手は裏切り者の従兄で――あまりの絶望感に、ロジーは崖から身を投げてしまう。だが―― 「こぉおおらぁあ! わしの家に落ちてくるとは何事じゃ!」 落ちた先で出会ったのは、百六歳、天才裁縫師の幼女だった!? 彼女に導かれ、ロジーは再び針を手に取る。奪われたすべてを取り戻し、自分の夢を叶えるために。 これはいずれ伝説の裁縫師と呼ばれるようになる青年の、再起と戦いの物語。
24h.ポイント 0pt
小説 192,186 位 / 192,186件 ファンタジー 44,592 位 / 44,592件
文字数 7,421 最終更新日 2022.10.10 登録日 2022.10.10
雪の館で起きた惨劇……犯人はいったい誰だ? 雪の日に残された足跡は、なにを意味しているのか。 ※犯人当て用の出題付き。 叙述トリックの壁をぶち抜けるか?
24h.ポイント 0pt
小説 192,186 位 / 192,186件 ミステリー 4,329 位 / 4,329件
文字数 10,619 最終更新日 2022.05.29 登録日 2022.05.29
ファンタジー 完結 ショートショート
「ばいばい、私の世界」――私は私の意志で、この世界を生きていく。 異世界転移を果たした少女「美月」が、二度と自分の世界に戻れないことを自覚して、世界に決別するまでのお話。
24h.ポイント 0pt
小説 192,186 位 / 192,186件 ファンタジー 44,592 位 / 44,592件
文字数 2,681 最終更新日 2022.05.29 登録日 2022.05.29
7