8
件
とある国の内乱で、一つの傭兵団が歴史からその姿を消した
裏切りに近い形で
傭兵団とその隊長ジョンはその時一度死んだ
しかし異界の女神ソフィーティアからの誘いを受け、彼女の世界で彼女の名を掲げて戦う事にする
相手は帝国
人間主体の国家であり、多種族を認めず、最大の版図を持っている
彼等を相手に、傭兵団は戦う
女神ソフィーティアの軍隊として
文字数 9,833
最終更新日 2021.01.29
登録日 2021.01.28
世界は平和だ。50年以上戦争も無いし、国は富んでいる。
アルベール、私の名前だ。この国、リッシュモン王国の第三王子なのだが、どうも退屈な毎日に辟易している。
毎日の武術の稽古や魔術の勉強。それらは決して嫌では無いが、何と言うか窮屈だ。だからここ最近は王宮を抜け出して街を散策している。
とは言っても、市などで買い食いをする程度だが。それでも十分だ。羽を伸ばせる。
このまま行けば王弟か。まぁ悪くはない人生なんだろう。けれど、それも何か私の望む人生とは違う様な気がするのだ。
贅沢を言っているのだろうとは思う。だが、王子だからと言って、決してその他になれないと言うのはどうなのだろうか?まぁ、じゃぁ何になりたいんだと言われると困ってしまうんだが。
今は見つからないが、いずれ何か見つかるかもしれない。そうしたら、私の人生もワクワクするようなものに変わったりするんじゃないだろうか?
おとぎ話にでてくる英雄の様な波乱万丈な人生、とまではいかなくて良いけれど、面白い、楽しいと思えるような毎日が。
・・・市での買い食いも、毎度ではひねりがないな。今日は何処か別の所に行ってみよう。
何か私の人生を劇的に変えてくれるような。そんな出会いは無いものだろうか。
文字数 171,890
最終更新日 2019.10.16
登録日 2019.04.21
西暦2019年、世界は悪の秘密結社「エクスキューショナーズ」によって風前の灯火となっていた。
逃げ惑い、住処を追われる人々。捕まり奴隷の様に扱われるその様は正に破滅を表していた。
しかし、悪を討つ正義の魂が存在していなかった訳では無い!
とある天才博士が開発した「転身装置」。これによって外なる世界から驚異的な力を持った肉体に転身する事で、エクスキューショナーズの怪人たちに匹敵する能力を得る事に成功したのだ。
しかし、その転身装置の開発は遅きに過ぎた。
すでに趨勢の決した勢力図を巻き返すには、人も物も足りなさ過ぎたのだ。
転身装置は一つだけしか作る事が出来ず、それを使って戦える人物も当然一人だけだったのだ。
このままでは遠からず世界は悪の秘密結社に完全敗北を喫するだろう。しかし、そんな事を許して置ける訳が無い!
天才博士はある装置を追加で開発した。転身装置をその身に宿す者を過去へと送る装置だ。
この装置を使えば、悪の秘密結社の力がまだ弱い内に叩けるかもしれない。こちらの転身者はある程度奴等と戦っている。アドバンテージを握る事が出来るのだ!
そうして過去へ行く事となった転身者、名前は風見 明(かざみ あきら)34歳。
負けるな、風見明!
立ち上がれ風見明!
未来の世界を守る為、今こそ転身せよ!
文字数 18,359
最終更新日 2019.04.23
登録日 2019.04.21
新大陸、フロンティア、荒野に群がる人と人。
いい奴もいればそりゃ悪い奴だっている。だけどな、大抵悪い奴等のが多いのさ。真面目にやってる奴等にゃ悪いが、悪い奴ってのは賢しらだ。弱い奴を見つけて巻き上げる事しか考えちゃいねぇ。
金もお宝も、力があれば手に入る。力ってのは何だってか?そりゃ権力でもいいし、人脈でもいい。でももっと単純なのがあるって知ってるか?銃だよ。
鉛の弾を一発眉間に喰らわせてやれば、金なんざ必要ねぇ。後はお前の好きな様にしな。
でもな
不思議なもんで、力を使って好き放題やってると、何でか知らんが寄って来るんだ。生死問わずの張り紙片手に賞金稼ぎのお出ましさ。
ささ、ケツを巻くって逃げるとしようぜ。ここは荒野。運の無い奴からくたばっていく所さ。
文字数 5,257
最終更新日 2019.04.21
登録日 2019.04.21
新大陸、それは空前絶後のフロンティア。
あるものは富を掴み、あるものは運を掴み、そしてまたある者は力を掴み取った。
荒野に転がっている物を、それが何であれ人々は手にしようともがく。手に入れば、それから品定めすればいい。要る要らないではない、先ずは懐に入れるんだ。
荒野に散らばる夢の星、しかし夢は時に悪夢となって人々に襲い掛かる。
幸せなんてものは荒野じゃ早い者勝ち。運を天に任せてコイントスに負けた奴は、野犬に食われるのが日常だ。
文字数 7,561
最終更新日 2019.04.21
登録日 2019.04.21
8
件