亜坊 ひろ

閻魔大王の息子が輪廻が修行の為に、人間界へ旅立つ。 人間界の相棒犬の沙羅と一緒に出会いと別れを繰り返し、成長していく魔界ファンタジー。

ベルルはマドリア討伐後、平穏な日々を送っていたがある日ミハエルが魔界から急に訪れる。 魔界監獄からベルルのかつての師匠であり、恋人だったハクアが脱走する。 マドリアに入れ知恵し魔神を復活させようとしたのもハクアだった。 ベルルはハクアの巨大な魔力に勝つ事が出来るのか？ そしてメヒストとの関係がハクアにも知られる。 メヒストと一体化することでハクアをも凌ぐ魔力になるがベルルはそれを拒んでいた。 ラナリュにハクアの攻撃が命を奪う。果たしてベルルはハクアの陰謀を止めることが出来るのか？

食べた者の命と引き換えにどんな願いも叶えてくれる「魔王の果実」と呼ばれる果物があるらしい…。それはそれは甘くしたたたるような真っ赤な血の色をした、一度食べたら死んでも忘れられない味なんでしょう･･･。 おや？…はたまた新しいお客が来たようです…。 いっらっしゃいませ…「魔境薬方」へようこそ…。

魔境薬方の女主人ベルルが巻き起こす不思議かつおぞましい怪奇ストーリー。 舎弟のメヒストを従え魔王の果実を求める者の命を引き換えに人間の恨み、嫉み、怨みを晴らす。

平安時代。仏教と神教の争いは激化するばかりだった。 神教祖堂角が御霊下ろしなる禁術を使い都を生きた屍ばかりの地獄へと変貌させた。 対し仏教徒は妖魔を操る力を持つ糸線導師(しせんどうし)と共に神獣の妖力を得た使徒の働きで堂角を討伐した。 だが仏教徒の中に神教に繋がりをもつ者がおり、妖怪の死肉を喰らい妖魔へと変貌したが仏教祖雲海の手で次元の間へ葬られた…しかしその姿はやがて甦る為の微笑しか見えなかった。 そして時は流れ現代。