白魔道師のクリスは、宮廷魔導師団の副団長として、王国の戦争での勝利に貢献してきた。だが、国王の非道な行いに批判的なクリスは、反逆の疑いをかけられ宮廷を追放されてしまう。
そんなクリスに与えられた国からの新たな命令は、逃亡した美少女公爵令嬢を捕らえ、処刑することだった。彼女は敵国との内通を疑われ、王太子との婚約を破棄されていた。だが、無実を訴える公爵令嬢のことを信じ、彼女を助けることに決めるクリス。
クリスは国のためではなく、自分のため、そして自分を頼る少女のために、自らの力を使うことにした。やがて、同じような境遇の少女たちを助け、クリスは彼女たちと暮らすことになる。
一方、クリスのいなくなった王国軍は、隣国との戦争に負けはじめた……。
文字数 96,756
最終更新日 2022.06.06
登録日 2022.05.18
「クラスメイトの美少女が路地裏で猫を殺していました。真面目で気弱なはずの彼女がなぜ、そんなことをするのでしょう?」
平凡な高校生・藤村一樹はその理由を知ろうとして、猫殺しの女子高生と秘密を共有することになる。やがてその秘密を守る過程で、一樹は彼女と恋人だと偽装することとなるのだが……。
「猫を殺すような人がまともなはずありませんよ。ね、兄さん?」
後輩の女子、女友達、そして一樹の従妹を巻き込んで、事態は複雑な様相を呈していく。
登録日 2018.10.25
成績優秀でスポーツ万能。可愛い彼女と美人の妹、それにたくさんの友人のいる人気者。そんな誰もが羨む非の打ち所のない男子高校生が行方不明になった。
ちょっと斜に構えた高校生の神谷和弥は、失踪した生徒と幼い頃からの友人で、そして彼に強い劣等感を感じていた。
和弥にとっては行方不明になった旧友のことなんて探したくもなかった。けれど、孤独なクラスメイトの美少女、通称「氷姫」が頼み事にやってくる。彼女の親友のために、いなくなった男子生徒のことを一緒に探してほしい、と氷姫は言う。「お願い。神谷しか頼れる人がいないの!」と。
和弥は自分を頼ってきた彼女のために、人探しを始める。
けれど、氷姫は嘘をついていた。
登録日 2019.06.18
若き魔法剣士ソロン。彼は帝国最強の騎士団の創設者だったが、スキルの中途半端さのせいで仲間に追い出されてしまう。代わって、ソロンがなったのは14歳になる皇女の家庭教師。天真爛漫な美少女の皇女はソロンを師匠として慕い、彼に甘えるようになる。ソロン自身もまた彼女を守りたいと思った。だが、宮廷では帝国を揺るがす陰謀が動き始める。
登録日 2019.06.23
高校生の秋原晴人のクラスには、「氷の女神」と呼ばれる学校一の美少女、水琴玲衣がいる。晴人はひょんなことから玲衣と一緒の家に住むことになる。クールに見えた玲衣は意外とさみしがりやで、晴人に甘やかされてだんだんポンコツになっていってしまう。
登録日 2019.08.14
帝国の若手官僚レンリは貴族たちとの権力闘争に敗れ、武官として北の辺境に左遷される。レンリはそこで異民族の大侵攻を退け、英雄となる。やがて帝都が異民族の手で落とされると、レンリはたった一人生き延びた皇女を保護する。そして、レンリは仲間たちとともに帝国を手に入れるための戦いを開始する。
登録日 2019.12.30
魔術師レノは七賢者の序列第二位だった。
七賢者とは、大魔法使いの七人の弟子であり、魔王を討伐した英雄だ。
レノは高い実力を持っていたけれど、あくまで二番目でしかなかった。レノの才能は、最強の賢者には遠く及ばなかったのだ。
新たな王の座も、称賛の声も、初恋の幼馴染の少女も、レノは一位の賢者に奪われた。それでも、レノは友人でもある彼に協力し、王としての即位を祝福した。
だが、新王と他の七賢者はレノの力を脅威とみなし、突如としてレノを殺害しようとする。不意打ちを受けたレノは、想い人でもあった少女賢者に刺殺されてしまう。
薄れゆく意識のなかで、レノは最後の手段として転生魔法を使う。そして、レノは四百年後の世界に貴族の少年として生まれ変わった。しかし……。
「ご主人さまはわたしのものです!」「れ、レノは私のものなんだから!」
未来でレノを待っていたのは、魔法技術の衰退した世界と、貴族屋敷の優しい住人たちだった。メイドや従姉の少女たちに可愛がられながら、前世とは違って、のんびりした楽しい生活を満喫するレノ。
だが、七賢者は不老不死の体を手に入れ、世界を影から操っていた。彼ら彼女らは転生したレノを見逃さなかった。レノは新たな人生での幸福を守るため、七賢者と戦うことを決める。
登録日 2020.06.27
「……知っていますか? 異世界では女子高生にあんなことやこんなことをしても合法なんですよ?」
通り魔から少女をかばい、命を落としたはずの25歳の社会人、ロッカク。目の前に女神が現れ、彼に異世界転移を勧める。
ところが、美しいけれど気弱な女神はセーラー服姿で、少女にしか見えず、実際に現世では女子高生なのだという。
女神は転移にあたって一つだけロッカクにチートな特典を与えるというが……。「わ、わたしみたいな胸の大きな女子高生と一緒に暮らしたいですよね? そうですよね?」 女神は自分自身を特典として、ロッカクの異世界転移に同行する。どうやら女神には、秘密があり、なぜかロッカクのことがすごく好きなようだった。
しかし、転移してみると、女神はその力を失っていて、ロッカクはごくごく平凡な冒険者として出発することになる。ロッカクは大人として、生活力皆無な女子高生の女神に頼られながら、異世界ライフを送る。そして、彼女と同じ宿の同じ部屋で暮らし……。
※要するに女子高生とイチャイチャするだけのお話です。
登録日 2020.09.06
公爵令嬢クレアは、王太子の婚約者であり、未来の王妃となるべく、幼い頃から努力を重ねてきた少女だった。けれど、王太子に婚約を破棄され、さらに弟の手で処刑されてしまう。
それもこれも、平民出身の聖女に王太子の愛を奪われ、聖女への嫉妬に狂い、聖女をいじめ抜いて殺そうとしたせいだった。
クレアは自らの行いを後悔しながら、死んだ。……はずだった。だが目が覚めると、12歳に戻っていて……?
やり直せるのなら、今度は謙虚に地味に生きていこう。王太子の婚約者なんて地位にもしがみつかないし、すべてを聖女に明け渡す覚悟もある。だから、死にたくない……!
同じ屋敷にいるのは、一つ年下の弟フィル。血のつながらないクレアとは疎遠な仲だった。彼は五年後には聖女に恋し、クレアを殺すことになる。だが、少なくとも今の彼は、ただの幼く可愛らしい少年にすぎない。
「フィルは聖女様と幸せになっていいから。だから……頼むから……わたしを殺さないでね!」
クレアは弟をとにかく甘やかし、恩を売ろうとする。そうすれば、破滅する未来を回避できると信じて。
ところが、予想に反して、フィルはクレアにめちゃくちゃ懐いてしまい……。そして、クレアもだんだん弟のことが可愛くなっていき、心から溺愛するようになっていく。
やがてクレアは弟とともに、聖女や王太子たち、そして王国全体を巻き込みながら、破滅の運命に立ち向かうこととなる。
登録日 2020.09.21
少年エル・レストレードは、名門魔法学校の生徒だが、魔法の一つも使えない落ちこぼれだった。
15歳の春に、魔法の試験でも「まったく適性なし」の烙印を押されてしまう。
そんなエルの師匠にたまたま選ばれたのは、17歳の天才美少女教授フレイアだった。二人は、性格も身分も魔法の才能も正反対。エルは最初こそフレイアに軽んじられていたが……。
「な、なんでエルはそんなに強いの!?」
エルは魔法こそ使えないものの、戦闘技術のプロだった。それもそのはず。エルは帝都警視庁特殊警察の一員だったからだ。
エルがフレイアを暗殺者から守ったことで、二人の関係は動き始める。フレイアはとある理由から生命を狙われており、そして孤独だった。フレイアは自分を守ってくれる年下のエルを溺愛し、しだいに彼に甘えるようになっていく。
「もう……。これじゃあ、わたしとエルとどっちが師匠かわからないじゃない……」
やがて二人は師弟として同じ家で暮らすようになるが……。エルたちの前に帝国の暗い陰謀が立ちはだかる。自分を溺愛し、甘え、信頼してくれる師匠を守るため、エルは国の闇と戦うことを決意する。
登録日 2021.04.08
白魔道師のクリスは、宮廷魔導師団の副団長として、王国の戦争での勝利に貢献してきた。だが、国王の非道な行いに批判的なクリスは、反逆の疑いをかけられ宮廷を追放されてしまう。
そんなクリスに与えられた国からの新たな命令は、逃亡した美少女公爵令嬢を捕らえ、処刑することだった。彼女は敵国との密通を疑われ、王太子との婚約を破棄されていた。だが、無実を訴える公爵令嬢のことを信じ、彼女を助けることに決めるクリス。
クリスは国のためではなく、自分のため、そして自分を頼る少女のために、自らの力を使うことにした。やがて、同じような境遇の少女たちを助け、クリスは彼女たちと暮らすことになる。
一方、クリスのいなくなった王国軍は、隣国との戦争に負けはじめた……。
登録日 2021.05.20
気弱な公爵令嬢のアリサは、王太子の婚約者となるために育てられてきた政略結婚の道具だった。
王立学園の卒業パーティの場で、アリサは王太子に大事な話があると呼び出される。自信のないアリサは、「もしかして婚約を破棄されるのでは?」と怯えていたが、話はまったく逆だった。
王太子が土下座して「婚約を破棄しないでください」と頼み込んできたのだ。王太子は、優秀な弟の第二王子に次の王の座を奪われ、辺境の領主へと追いやられることが決まっていた。
そのせいで、アリサにも見捨てられると王太子は思い込んでいたらしい。アリサは、実は王太子に深く愛されていたことに気づき、決意する。
「他の誰もがこの人を見捨てても、わたしだけはこの人を見捨てないことにしよう」と。
アリサは王太子とともに、辺境の領地で互いに互いを溺愛する新婚スローライフを送る。
やがて二人の領地は、王家をも圧倒するほど繁栄するようになっていった。
登録日 2021.07.23
高校生の連城透は、平凡で、愛想が良くて、そして自分のことが嫌いだった。
そんな透の対極にいるのが、クラスメイトの愛乃・リュティ。金髪碧眼の愛乃は、学校一の美少女で、フィンランドの財閥のお嬢様。誰がどう見ても特別な存在だ
対照的な透と愛乃は、ほとんど関わることがなかった。
ところが、愛乃が怪我をしかけたところを助けたことで、透は彼女とちょっとした縁ができる。
それからしばらくして……透は愛乃の婚約者となっていた。政略結婚から逃げるために、愛乃は透を形だけの婚約者に選んだのだという。
だが、本当は寂しがり屋の愛乃は、透の優しさに触れて、徐々に惹かれていく。
形だけの婚約者だったはずなのに、愛乃は透にデレデレになってしまい……!?
「わ、わたしたち、こ、婚約者だから……キスするのも当然よね!?」
これは形だけの婚約者になった二人が、徐々に互いに理解しあうようになり、本物の恋人となっていく話。
登録日 2021.09.16
俺の学校には二人のアイドル的な美少女がいる。一人は金髪碧眼のクラスメイト、愛歌・リュティ。
もうひとりは、俺の幼馴染の一条文香。完璧超人の文香に俺は日常的に馬鹿にされて、ついに縁を切ることにする。
その翌日、俺は愛歌の提案で、彼氏彼女のフリをすることになる。文香を見返すための演技のはずが、愛歌はまるで本当に俺のことを好きかのように振る舞う。
そして、それを見た文香が泣き出してしまい……。
登録日 2021.09.23
12歳の公爵令嬢リディアは、かなりの病弱で、ずっと屋敷に引きこもる日々を送っていた。
そんなある日、高熱で倒れ、回復した後も子どもが産めない体となってしまう。そして、そのことを理由に、皇子から婚約を破棄された。
ショックを受けるリディアだが、やがて自分には、本当に好きな人がいることに気づく。それは幼なじみの執事の少年だった。
彼は、いつも自分のことを看病してくれて、話し相手になってくれ、そして大事にしてくれる。
リディアは政略結婚から解放されたのを幸いに、少年と結婚しようと考えた。そして、そのために、弱い自分を変える努力をしようとする。
だが、そんなとき、執事の少年は、遠方の魔法学校に入学することが決まってしまう。リディアは、少年と離れ離れになることを知り、一つの決断をした。
登録日 2021.10.14
王国最強の賢者クリスは、王女との婚約を破棄され、処刑されることになる。
というのもクリスは、自分の才能にうぬぼれ、野心から王国を乗っ取ろうとしたからだった。殺されるはずの彼をかばおうとしたのは、血のつながらない妹のアリアだった。自分を嫌っているはずのアリアの行動に、クリスは衝撃を受ける。
結果として、アリアはクリスの代わりに刺殺されてしまう。が、死の間際にアリアはクリスにキスし、「兄さんのこと、ずっと好きだったんです」と告白する。
アリアがツンデレだったということを知った直後に、クリスも殺されてしまった。……はずだった。
ところが、目が覚めると、12歳に戻っていて……? やり直せるなら、今度は王位簒奪なんてしない。王女との婚約も、願い下げだ。だから、代わりにアリアの思いに応えよう……!
でも、アリアは前回の人生のことを覚えていない。今回も自分のことを好きになってくれるだろうか?
そこでクリスはアリアのことを溺愛して甘やかそうとする。添い寝したり、一緒にお風呂に入ったり……。ツンデレのアリアも、抵抗しながらも、心のなかではそれを受け入れてしまい……。
「に、兄さんは本当に仕方のない人ですね!」
これは最強の兄と義妹が、恋人になっていく物語。
登録日 2021.12.20
孤児出身の少女フィアは、幼い頃に偶然から公爵家に拾われ、公爵家の次男の少年の侍女となっていた。
フィアは、優しく真面目な彼に好意を寄せられ、幸せだった。一つ年下の少年の身の回りの世話を焼き、姉のように振る舞い、少年もフィアのことを溺愛していた。
だが、身分違い故に、フィアは少年の好意を受け入れることはできなかった。そんなとき、公爵家の次期当主を決める儀式に、フィアは彼の従者として参加することとなる。
フィアは命を捨てでも、少年を公爵にするつもりだったが、彼の考えは違っていて――。
登録日 2022.01.22
公爵令嬢リディアは、名門貴族の次女として生まれ、侯爵家の嫡男との婚約も決まっている。
でも、リディアが好きなのは、婚約者ではない。
リディアが大好きなのは、異母姉のソフィアだった。
「ソフィアお姉ちゃんは高飛車だけれど、本当は優しくて、かっこよくて、すごい人なの!」
けれど、姉は婚約者の第一王子から婚約を破棄され、辺境への追放を言い渡される。公爵家も没落してしまい、リディアの婚約もなかったことにされた。
姉が絶望して泣きながら謝るのを見て、リディアは決意する
「大丈夫……辺境でも、わたしがソフィアお姉ちゃんを幸せにしてみせるから!」
リディアとソフィアの姉妹は、辺境でのスローライフをはじめる。爵位もお金もないけれど、二人はもふもふ魔獣に囲まれ、美味しいご飯を食べながら、幸せ生活を送っていく。
登録日 2022.02.23
高校生の祝園寺和樹は、幼なじみの婚約者に振られてしまう。
家の事情で婚約したとはいえ、和樹は幼なじみのことが好きだった。だが、幼なじみは、地味で平凡な和樹と自分は釣り合わないのだという。
和樹はショックを受けるが、そこに義妹の観月が現れる。観月は、学年一の美少女で、そして和樹のことが大好きだった。
観月は、和樹の婚約が破棄されたと聞いて、憤りながらも喜ぶ。
「これで、わたしが兄さんと結婚できますね!」
和樹は観月に迫られ、困惑する。だが、観月は和樹にハグしたりキスしたりと、手段を選ばず積極的に迫る。
「わたしが……兄さんを幸せにするんです」
やがて和樹は、観月の愛情表現に陥落させられてしまい……。
登録日 2022.05.13
高校生の祝園寺和樹は、幼なじみの婚約者に振られてしまう。
家の事情で婚約したとはいえ、和樹は幼なじみのことが好きだった。だが、幼なじみは、地味で平凡な和樹と自分は釣り合わないのだという。
和樹はショックを受けるが、そこに義妹の観月が現れる。観月は、学年一の美少女で、そして和樹のことが大好きだった。
観月は、和樹の婚約が破棄されたと聞いて、憤りながらも喜ぶ。
「これで、わたしが兄さんと結婚できますね!」
和樹は観月に迫られ、困惑する。だが、観月は和樹にハグしたりキスしたりと、手段を選ばず積極的に迫る。
「わたしが……兄さんを幸せにするんです」
やがて和樹は、観月の愛情表現に陥落させられてしまい……。
登録日 2022.05.16