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「聖女はその日、家族になった」
王国の中でも高位貴族であるオルガ・シャルナークは、拒否権のない王命により聖女と結婚することになった。しかし、やってきた聖女ウェンディに、オルガは冷たく接する。
オルガの甥のユリウスは聖女とすぐに打ち解け、それによってオルガも徐々に心を開いてくるが…。
その聖女には秘密があった。彼女は生贄だ__
聖女と公爵の愛しくて切ない5年間の結婚生活が始まる。
☆短編にしようとしたつもりがちょっぴり長くなりました。最後まで完成しているので毎日投稿します!感想は優しめだと助かります!
他サイトにも掲載しています。3/6 オルガの手紙を公開しました。
文字数 29,673
最終更新日 2024.03.03
登録日 2024.02.27
婚約者と初めて対面した10歳のときシルビィ・ローレンスは思い出した。
この世界が前世で愛読していた小説『最愛の人』であることを。
そして、シルビィ・ローレンスがティタス王国の第一王子であり、自身の婚約者でもあるミラン・ティタスを殺す悪役令嬢であることを。当然、第一王子を殺した彼女は処刑される運命であった。
意を決して、シルビィはミランに告げる。
「私は貴方のことを絶対に好きになりません。ですので、貴方に好きな方ができたらいつでも婚約破棄を受け入れます」
絶対に彼を愛さないと決めたシルビィと女たらしなミランの8年間のすれ違いの話。
☆サクッと読めます。ミラン視点もあげました。
他サイトにも掲載しています。
文字数 12,884
最終更新日 2024.02.22
登録日 2024.02.18
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