内閣支持率が“危険水域”で菅首相の再選シナリオが崩壊…自民党内で“菅おろし”開始か

 感染した全員が岸田派だったので、秘書仲間と「まさかパーティーが原因?」という話はしていたところでした。同じ秘書として、パーティーの手伝いなどで感染したのなら、お気の毒としか言えませんし、明日は我が身で怖いです。

 7月に予定されていたワクチンの衆議院の職域接種も無期限延期状態ですし、これから総選挙の準備で不特定多数と接する機会の多い私たちは、感染リスクを改めて考えることになりました。

 こんな時期にパーティーをするなんて……という批判もあるかもしれませんが、同じ日には石破派のパーティーも行われていましたし、岸田派だけの問題ではないのです。

 選挙は費用がかかりますし、岸田前政調会長は総裁候補の一人でもあります。総裁選で全国を飛び回ることを考えると、どうしても政治資金を集めておきたかったのでしょう。あるいは、お金よりも総裁選への意欲を伝えておくことが重要だったのかもしれません。

 とにかく、細心の注意をしていたはずなのにクラスターが起きることもあるのですね。どんな理由でも、密になるような集会は避けた方がいいと改めて思いました。

 そんなことを書いていたら、またまた萩生田光一文科相の「秘書と5人で洋食ビールディナー」のニュースが入ってきました。

 みなさまも、お体ご自愛ください。

(文=神澤志万/国会議員秘書)