普通の弁当箱と違って、この商品は炊飯器も兼ねているため、電源コード部分から本体内部に水が入ってしまうと故障したり、発火したりしてしまうのではないかと心配していたのだ。しかし、電源部分に防水キャップが付いているため、このキャップをしっかり閉めて洗えば中に水が入る心配もなく、問題なく丸洗いすることができる。
フタの部分も、このようにパッキン、金属蓋、プラスチック蓋に分けてひとつずつ洗うことができるので綺麗さを保って使い続けることができる。
この商品のウリである、短時間で美味しいお米が炊けるという触れ込みに偽りなしと感じた。ただ「早炊き14分」というのは0.5合の場合で炊飯時間のみの時間なので、炊飯する前に水につけておく時間や蒸らし時間も合わせると、30分程かかってしまう点は注意したい。
それでも普通の炊飯器よりも短い時間でご飯を炊けるうえに片付けも簡単。何より職場でほかほかご飯を楽しむことができるメリットは大きいだろう。コンビニ弁当のご飯などに飽き飽きしている方は、ぜひこの「弁当箱炊飯器」で美味しいご飯ライフを満喫してもらいたい。
(取材・文=海老エリカ/A4studio)