「結果を出す人」がやっているP&G...
2024.05.31
東洋経済オンライン
どのような経験を通して、どういったスキルを身に付けるべきかが分かったら、自分が担当するプロジェクトやタスクのリストと比べます。1つのプロジェクトから複数の学びがあるかもしれませんし、雑用に見えたタスクから思わぬラーニングを得る可能性に気付けることもあります。
雑巾仕事からでも経験値を吸収できるような“鉄の経験胃袋”は、長期的な成長に不可欠です。ろくでもないプロジェクトが存在しない会社にはお目にかかったことがありません。個人的にも、多くの雑巾仕事を担当しました。でも、丈夫な経験胃袋を鍛えておけば、そうした経験をも糧にして成長することができます。
加えて、このプロセスを踏むことで、自分の目的を達成するために、会社の仕事をすることができます。自分のために会社の仕事をすることができれば、両者にとって建設的です。これも、2年目だけでなくずっと続けることで、キャリアの中で達成できることが増えると思います。