やはり「サッカー型組織」が会社も強い!2大理由

現代のような「変化の激しい時代」には、企業にも社員1人ひとりが自律的に動いていく「サッカー型組織」が必要です。

個人個人の仕事と責任を分解し、事前に定義する「野球型組織」では、とうてい対応できないのです。

「自分で考え、行動する」ための2大ポイント

今回紹介したエピソードからわかるように、「勝てる」サッカーチームのポイントは次の2つです。

【1】選手の「オーナーシップ」を重視する
【2】「練習の主体性」(自発的に行うメニュー)を評価する

これを「会社組織」に置き換えると、以下のようになります。

【1】社員1人ひとりが、つねに「当事者意識」を持って、「主体的に」仕事をしている
【2】社員1人ひとりが、「上から指示されて」ではなく、「独学」で個々人のスキルや能力を高める

「オーナーシップ」評価の中で「練習の主体性」が重視されたように、「学びの主体性」としての独学がとくに重要です。

これからは、「新しい時代に生き残るためのキャリア」として、指示を待つ「野球型」ではなくその場その場で、自分で考え行動できる「サッカー型」が求められます。そのためにも、なにより「独学力」によって、「個々人のスキルや能力を磨く必要性」がどんどん増しているのです。

そうでなければ生き残れない時代が、もうそこまで来ているのです。