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中学生のときに駅前で転んだ花鈴を助けてくれたのは、同じ桜塚駅を利用する大学生。 爽やかで優しい大学生に惹かれ、名前も知らないまま思いを打ち明けたが、彼は返事を濁して電車に乗り、去ってしまった。 それから二年後、高校三年生になった花鈴の前に、新任教師として彼が現れる。 「先生、私、先生が好きです。卒業したら恋愛対象にして下さい」 そう宣言して思いをぶつけ続ける花鈴だが、先生には教師としての立場以外にも、誰からの恋心も受け入れられない理由があった。 初恋の甘さ、好きになってはいけない人を好きになった切なさ、それでも諦めれない強い気持ち。 それを花鈴の青春の乗せて描きます。
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文字数 14,633 最終更新日 2024.07.01 登録日 2024.06.29
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