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息ができない苦しさで目を覚ました私は、何故か赤ん坊になっていたことに気がつく。
ツェツィーリエ、と名付けられた私は美男美女の両親の元、愛情を一杯に受けてすくすくと育つが、三歳になってしばらくしたある日、でっぷりと太った公爵様の養子になることに。
『美しすぎるツェリを危険から守りきることが出来ないから』
両親にそう涙ながらに説得され、でっぷりと太った公爵様、フィリップス様のお屋敷に行き、そこで自分の姿を鏡で初めて見て、崩れ落ちた。
鏡の中には、前世で『白豚』と呼ばれ続けた懐かしい姿があったからだ。
え?この姿が美少女?豚は最上級の褒め言葉?
美醜が逆転した世界で、前世の価値観を持ったまま産まれた私。
そんな中、月の王子と呼ばれる、この国の第一王子、レオナード殿下の話し相手になることに。
だがしかし、初めて会う王子は、何故か衝立の向こうに隠れたままで…?
これは、黒豚と呼ばれるほどに美しい令嬢が、月の王子と呼ばれる不憫な王子を甘やかして幸せにするお話。
※『小説家になろう』様『カクヨム』様に先行投稿しております。
文字数 173,352
最終更新日 2022.02.27
登録日 2021.01.15
口ずさんでいた歌がきっかけで、前世を思い出した主人公アリア・ローズ。
そして転生した先が広告で気になっていたが、未プレイの乙女ゲームの世界だと知る。
顔立ちや環境から恐らく悪役令嬢だと思うのだが、乙女ゲームは未プレイの為一切アドバンテージはなし。
無表情執事のユズリア・ヴァンスと共に、破滅フラグを叩きおることができるのか!?
文字数 25,280
最終更新日 2021.12.04
登録日 2021.09.04
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