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歴史・時代 連載中 長編
1616年、一隻の貿易船がインド(バングラデシュ)に近いミャンマー西域のカラダン川をさかのぼっていた。 ベンガル湾の河口から一日ほどの距離に、ラカイン王国の国際貿易港があった。 ポルトガル人やオランダ人たちは、そこを東洋のベニスと呼んでいた。 その貿易船には、四十人のサムライたちが乗っていた。 大阪、夏の陣で、徳川の軍と戦って敗れた九州の切支丹武士の一団である。 サムライたちは、敗戦した豊臣側の武将に率いられ、新たな平和な地を求めていた。 茶色の流れがうねってつづくカラダン川の河口は、広々とした穀倉地帯だった。 サムライたちは甲板に出て、まだ見ぬラカイン王国の都、ムラウーにときめきと期待をこめ、大きく息を吐いた。 やがて、王国の警備兵として仕えるようになったサムライの隊又兵衛。 ある日、布にくるまれた赤子を始末せよと王に命じられる。 ●以下は、2023年12月28日のコメントです。 構成上のミスがあり、(2024年2月15日に一部訂正)12章以降の部分が未完です。 資料を検討し、なんとか進めるつもりですが、個人的事情で完成は半年後になりそうです。 申し訳ございません。
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小説 192,172 位 / 192,172件 歴史・時代 2,384 位 / 2,384件
文字数 85,130 最終更新日 2024.03.13 登録日 2024.03.13
東京上空で、巨大なアメリカの爆撃機に、小さな日本の戦闘機が体当たりする。 地上では大勢の人たちが声援を送っている。 幼馴染の「かのん」も、息を殺し、見守っていた。 皇居を守る府中の244戦闘隊である。 アメリカの爆撃機はB・29、日本の戦闘機は飛燕(ひえん)。 特攻隊員のなかには、十代の少年飛行兵士もたくさんいた。 この物語は、18歳の特攻兵「どんぐり」君と幼馴染の少女、「かのん」のお話です。 かのんは、いつまでも、いつまでも、どんぐり君のことを忘れません。 そして、約束どおりその日──。 男女むけの物語です。
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小説 192,172 位 / 192,172件 青春 7,033 位 / 7,033件
文字数 78,909 最終更新日 2024.03.13 登録日 2024.03.13
中年刑事と若い女性刑事、そして殺人容疑者の若者。 三人は捜査中のミスで人から猫になってしまう。 そこは巨大団地の猫族の国だった。 猫族の祖先たちはその昔、太陽が昇る神の国を求め、遠い砂漠の国からやってきた。 そんな猫族に睨みをきかす、ドラ猫街宣隊。下手な合唱で騒ぐが、笑ってはいられない 猫の国に危機が迫っていた。救えるのは猫の女王だけだった。 だが、その猫の女王はどこにいるのか──。 猫になった三人は、人に返る手立てを探しなら、危機を乗りこえていく。 (男女、気軽に楽しく読めます。書店で売っている中くらいの厚さの本になるかな)
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文字数 108,846 最終更新日 2024.03.13 登録日 2024.03.12
はるかな昔、山で氷漬けになった一人の娘。 現代によみがえった娘には重大な使命があった。 三万年前、娘は北の氷の山の洞窟で氷づけになった。 娘は、ネアンデルタール人とホモサピエンスの混血だった。 時をへだてたある日、一人の現代の男が古文書をたよりに、山の洞窟を探し当てる。 そして、そこにいる娘を発見する。 娘は、温暖化で氷が解け、よみがえったのだ。 男が持っていた古文書は、代々続く漢方の薬屋に残されていた貴重な記録であった。 じつは男は、三万年後の娘の子孫でもあったのだ。 氷詰めにされた娘には、よみがえったときに果たすべき、重大な使命があった。 一方、南のジャングルでは、伐採されようとする巨大な古木から、一匹の蝶が飛びたつ。 蝶は太平洋を飛び、ある目的の地に向かう。 薬屋の男は娘の父親となって寄り添い、よみがえった娘の目的を探ろうとする。 娘と蝶と薬屋はやがて、共通する壮大な目標に立ち向かう。 この物語は、日本と世界が舞台です。 ファンタジーですが、世界に起こった事実をもとにしています。 8つの各章は一つの短編になっています。
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小説 192,172 位 / 192,172件 ファンタジー 44,618 位 / 44,618件
文字数 187,265 最終更新日 2024.03.10 登録日 2024.03.10
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