小林くさび

両家のために政略結婚をした私達。 私は、旦那様のこと嫌いじゃないけど。 旦那様は、私のこと嫌いだと思う。 だって、旦那様。最近、変なんですの。 私への嫌がらせ？それとも。 「旦那様、もしかして私のこと好き？」 甘々結婚生活が今、始まる。

自分自身に改造を施したマッドサイエンティストを従えて、危機に陥ってしまった世界を救う。 ここはホムンクルス研究所。 人々を襲うホムンクルスに対応するために設立された。 ホムンクルスは人を襲い、捕食することで、人間により近づいていく。 もうホムンクルスは、一般人には見分けがつかない個体も出てきてしまった。 マッドサイエンティストだろうと、世界を救うためには利用しなきゃいけないと思うんです。 「ねぇ、局長。利用するって本当？」 「嘘に決まっているでしよう？私たちは、仲間ですから」 「ふふん。よかった」 「あぁ、待たせてしまいましたか。こちら、名刺です。どうぞ、よしなに」 ホムンクルス研究所、局長。 ____________________________________ キャラクター紹介。 シエン／マッドサイエンティスト 左足を火炎放射、右足を冷凍光線が打てるように改造した。その他にも改造しているが、把握できていない。彼の体は、大分メカメカしい。 カイル／整備士 ヴィンテージものの服を身にまとい、工具を構える。シエンの育ての親である。 イヴァン／事務 政府から派遣されてきた。沸点が低く、怒りっぽいが、皆のことを愛している。 エトナ／研究者 政府から派遣されてきた。政府と研究所をつなぐ存在。口数は少ないが、悪ノリには乗っかりがち。 ？？？／局長 本作の主人公。研究所なら所長のはずなのに、局長。局長と呼ばれている。 精神が強い。自己犠牲をよく選ぶ。シエンに命を救われたことがあるらしい。