臂りき

臂りき

こんばんは。 臂(ひ)りき、と申します。 SF、ファンタジー、ホラー、オカルト、都市伝説、スピリチュアルなどを好む者です。
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ファンタジー 完結 短編
現代日本から転生した人々の手により捻じ曲げられた異世界『アルカナ』。 転生者たちはアルカナの世界にて前世での鬱憤を晴らすかのように他種族の排除、支配を繰り返し続けた。 果ては世界そのものを意のままにするため、彼らは浮遊島を生み出し大地はおろか空の安寧をも脅かした。 幾千年もの後、前世で不遇の死を遂げた若者たちの中から強大な力を持つ者<権能者>が現れ始めた。 権能者たちは各々に前世での時代背景は違えど、人が人を支配する世界の在り方に強い不安や怒りを抱いていた。 やがて権能者の内の一人、後に「大賢者」と呼ばれることとなる少女と仲間たちの手によって浮遊島は崩落した。 大賢者は再び世界に悲しみが訪れぬよう崩落の難を免れた地上の人々に教えを説いた。 彼女の教えは数百年もの時を重ね『魔術信奉書』として編纂されるに至った。 しかし人と人との争いが尽きることはなかった。 故に権能者たちは、かつて世界に存在しなかった<魔物>を生み出し、人々の統制を図った。 大賢者と最も親交の深かった権能者の少女は自らを<魔王>と名乗り、魔の軍勢を率いて人々に対抗した。 権能者やその意志を継ぐ者たちはアルカナの世界に留まらず、やがて異世界にまで影響を与える存在<ネクロシグネチャー>として世界の安寧を求め続けた。
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小説 192,401 位 / 192,401件 ファンタジー 44,634 位 / 44,634件
文字数 86,906 最終更新日 2024.12.17 登録日 2024.11.21
高校生最後の冬、彼女に思いの丈を打ち明けるはずだった僕は死んだ。 約束の場所に向かう途中に遭遇した未知の存在との接触後、肉体を失った僕は彼女の守護に徹することに決めた。 しかし、元より内に熱いものを秘めた彼女を見守ることは容易ではなかった。 彼女の趣味である小旅行もとい「廃墟・心霊・パワスポ巡り」には何故かいつも不可思議な現象が付きまとう。 やがてそのどれもが僕の「死」と無関係ではないことを二人は知ることになる。 【探索メイン、稀に戦闘有り】 【やるべきことは二つ。 何より彼女のことを見守ること。あわよくば失った肉体を取り戻すこと】 ※作中に登場する人物、地名は実在するものとほとんど関係ありません。安心してお読みください。 ※廃墟探索は、必ず所有者の許可を得た上で安全第一を心掛けて行なってください。常にリスペクトの念を忘れずに。
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小説 192,401 位 / 192,401件 キャラ文芸 4,831 位 / 4,831件
文字数 137,330 最終更新日 2024.12.07 登録日 2024.11.11
プロメザラ城下、衛兵団小隊長カイムは圧政により腐敗の兆候を見せる街で秘密裏に悪徳組織の摘発のため日夜奮闘していた。 しかし、城内の内通者によってカイムの暗躍は腐敗の根源たる王子の知るところとなる。 あらぬ罪を着せられ、度重なる拷問を受けた末に瀕死状態のまま荒野に捨てられたカイムはただ骸となり朽ち果てる運命を強いられた。 死を目前にして、カイムに呼びかけたのは意思疎通のできる死肉喰(グールー)と、多層世界の危機に際して現出するという生命体<ネクロシグネチャー>だった。 二人の助力により見事「完全なる『死』」を迎えたカイムは、ネクロシグネチャーの技術によって抽出された、<エーテル体>となり、最適な適合者(ドナー)の用意を約束される。 一方、後にカイムの適合者となる男、厨和希(くりやかずき)は、半年前の「事故」により幼馴染を失った精神的ショックから立ち直れずにいた。 漫然と日々を過ごしていた和希の前に突如<ネクロシグネチャー>だと自称する不審な女が現れる。 彼女は和希に有無を言わせることなく、手に持つ謎の液体を彼に注入し、朦朧とする彼に対し意味深な情報を残して去っていく。  ――幼馴染の死は「事故」ではない。何者かの手により確実に殺害された。 意識を取り戻したカイムは新たな肉体に尋常ならざる違和感を抱きつつ、記憶とは異なる世界に馴染もうと再び奮闘する。 「厨」の身体をカイムと共有しながらも意識の奥底に眠る和希は、かつて各国の猛者と渡り合ってきた一兵士カイムの力を借り、「復讐」の鬼と化すのだった。 ~魔王の近況~ 〈魔海域に位置する絶海の孤島レアマナフ。  幽閉された森の奥深く、朽ち果てた世界樹の残骸を前にして魔王サティスは跪き、神々に祈った。  ——どうかすべての弱き者たちに等しく罰(ちから)をお与えください——〉
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小説 192,401 位 / 192,401件 ファンタジー 44,634 位 / 44,634件
文字数 167,566 最終更新日 2024.12.06 登録日 2024.11.11
とある村の共有物として育つ翔太朗が、親切な村人たちと過ごす「ひと夏」。 村の数少ない子供の中で最年長の女子のいたずらにより性に目覚めた翔太朗は、次第に過去に置き忘れていた記憶を呼び覚まし、「僕」なりのやり方でそれらを克服していく。 「お姉さん。また会いに行くからね」 永遠に終わることのない夏を少年はいつまでも歩み続ける。
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小説 36,663 位 / 192,401件 現代文学 333 位 / 8,182件
文字数 27,116 最終更新日 2024.11.10 登録日 2024.11.10
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