中村音音(なかむらねおん)

中村音音(なかむらねおん)

出版系の仕事をしています。編集が多いかな。書くこともしています。ここでは、創作を腕試しで。感想をいただければ幸いです。。
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大衆娯楽 連載中 ショートショート
その時にふっと浮かんだ相手への手紙。伝えたくて、書きたくなって、書いて、読み返して。 ふつうの手紙なら送信するところだけど、宛先に名前が浮かぶことはない。 書き終えたら、代わりに画面を閉じる。 それらが心にいつのまにかたまっていく。 それがこの書庫。 短文で完結する、日常に現れ、消えていく思いの数々。
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小説 192,407 位 / 192,407件 大衆娯楽 5,514 位 / 5,514件
文字数 133,658 最終更新日 2021.02.04 登録日 2020.09.02
ミステリー 連載中 ショートショート
地元のSNSで気になったこと・モノをエッセイふうに書いている。そんな流れの中で、駒込の七不思議を書いてみない? というご提案をいただいた。 7話で完結する駒込のミステリー。
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小説 192,407 位 / 192,407件 ミステリー 4,332 位 / 4,332件
文字数 10,379 最終更新日 2021.01.10 登録日 2020.12.28
恋愛 連載中 ショートショート
 ある日「ぼく」は住宅街にひっそりたたずむカフェに、手を引かれるように入った。ドアを開けるとカウベルが鳴り、ぼくはその音に導かれたみたいに旅に出ることになった。  行き先は決まっていた。  十一夜湖。  目的地は決まっていたけれども、目的自体はうまく理解できずにいた。でもそこに行けば、行かなければならない理由が見つかるのだという確信があった。
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小説 192,407 位 / 192,407件 恋愛 57,324 位 / 57,324件
文字数 3,771 最終更新日 2020.12.18 登録日 2020.12.05
目を閉じて眠ったあと、目を開けると決まって朝。夜と朝の間にはなにがあるんだろう? きっとそこには「夜のおうち」があるに違いない。 毎晩、夜のおうちにいくことを夢見る僕が見たもの、聞いたもの、あった人とは?
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小説 192,407 位 / 192,407件 児童書・童話 3,606 位 / 3,606件
文字数 7,691 最終更新日 2020.11.29 登録日 2020.11.29
 かつて5人の小さな人の物語に着手したことがある。  5人ともそろいもそろってあまりに奔放なものだから物語が散り散りに飛んでいき、空中分解するみたいにして頓挫した作品だった。  パソコンの中に棲む小人という設定に華やかさはなく、だから彼らに与えた姿はモノトーン。地味だけど着々と描いてきたのに。  彼らは、おとなしい活躍など最初から望んではいなかった。  それがある時、自らに色をつけ、向こうから再登場してきたではないか。  作者であるぼくをさしおき、彼らは自由意思で活動し始めようとしている。  なんのために?    ぼくのものだったはずの物語は、ある瞬間を境に彼らの物語にすり替わった。  彼らの目的はなにか?
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小説 192,407 位 / 192,407件 ファンタジー 44,635 位 / 44,635件
文字数 5,813 最終更新日 2020.11.11 登録日 2020.10.23
 愛猫家の母の家に「僕」は年に盆と正月の2度帰省する。父の他界後、日々の憩いにとずっと猫を飼い続けていた母だったが、老齢もあって気に入っていた猫の死を最後に「もう猫は飼わない」と宣言した。ところが愛猫家の性は尾を引き、なかなか猫離れができない。その性がもたらす結果を夏の帰省時に目の当たりにすることになる。  この物語は「猫を飼わない宣言」直後に実家にやってきた猫と、どのようにして「僕」が交流を深めていったかを追う。  猫は嫌いでなかった「僕」だったが、これまでの猫はちっともなつかなかった。だから歴代の猫の名も顔も覚えたことはない。なつかない猫に愛着はわかない。新しくやってきた茶トラで白い4足のソックスを履いたタロウも、最初のうちはほかの猫と変わることなく、他人を見れば不信感に驚愕を混ぜたマナコを最大限に見開き、一目散に家の隅や押し入れの奥に身を隠していた。  タロウは大型だが、多毛種で本来は痩せていると母がいう。押し入れの隅に追い詰め首根っこを押さえて無理やり抱くと、死に物狂いで逃げ出そうとする。撫でると、毛がぼろぼろと抜ける。母は「あまり撫でなさんな」と僕を窘めるのは、抜ける毛の処理がやっかいだったからだった。  そのタロウがある日根負けしたのか、腕の中で警戒心を解いた。  猫派が猫にしてやられるのは、猫の甘え方にあるといっても過言ではなく、その甘え方には個性がある。「僕」がしてやられた甘え方にも独特の特徴があった。  そのタロウが「僕」の次の帰省を待つことなく死んだ。「僕」はついになついた猫に思慕を募らせ、毛が抜けるからと撫でることを避けてきた母は、あまり甘えさせてこなかったことに悔恨を残した。「僕」が生涯忘れないだろうタロウには、二人の思いが編まれている。
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小説 192,407 位 / 192,407件 大衆娯楽 5,514 位 / 5,514件
文字数 12,888 最終更新日 2020.07.29 登録日 2020.07.29
恋愛 完結 短編 R15
妻が出ていった。誰と? どこに? 突然ひとりになった“ぼく”のところに、1台のピアノが舞い込んでくる。 ピアノなんて弾いたこともなければ、さわったこともない。 なんて迷惑な話だ。 ところがあればあるで、気になってしかたがない。 ピアノが広げる内なる世界への迷走、ピアノが紡ぐ人と人とのつながり。 そして、あの“あんぽんたん”と積みあがっていく関係。 剥がれた愛に新しい恋がどのように沁みていくのかを描いてみました。 ※13本に分けてあります。  1/13からたどってください。
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小説 21,423 位 / 21,423件 恋愛 4,944 位 / 4,944件
登録日 2020.09.04
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