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恋愛 連載中 長編 R15
ここはアクアンティ公爵家。 マックスを父に持つ子が3人暮らしている。グレース、トーマス、そしてナティシアの3人だ。 しかし、ナティシアだけは母が異なり、ナティシアの母はすでに他界してしまった。ナティシアの母、メルティシアが亡くなり、後妻として迎え入れられたのが踊り子をしていたグライアンスだった。 新しい家族が作られたが、その輪にナティシアが加わる事はなかった。 グライアンスは自分の子たちばかりに服や装飾品を買い与え、ナティシアからは部屋を取り上げ、部屋は使用人の隣に移した。しかしナティシアはこうした環境の中でも生きるために従わざるを得なかった。 グライアンスは一生ナティシアを日の目のあたらない場所に閉じ込めるつもりだった。 それがナティシアの為だと言える理由もある。 ナティシアは生まれつき話すことができないのだ。 貴族として口が聞けないなど欠陥品でしかない。だから嫁ぐことは出来ないと。 しかし、予期せぬことが起こってしまった。 国の王太子の誕生日パーティーに13歳から20歳までの女性が全員招かれたのだ。社交界デビューの有無に関わらず全員に招待状が届けられた。金銭的に余裕がない家には準備金まで支払われるという破格の待遇。 王家からの招待状。 意を唱えることなど許されるはずがない。 ここからナティシアの人生の歯車が回りだす。 ※以前別のカテゴリであげていたことがある作品です。どうしてもカテゴリが合わなかったので再投稿になります。前回応援してくださっていた皆様、投稿が遅くなりすみません。また応援いただければ嬉しく思います。 ※いつもコメントありがとうございます。コメント欄は見させていただいております。ただ性格上みなさまに返すことはできないため、返信は差し控えさせていただきますので、ご了承ください。よろしくお願いします ※不定期の可能性がありますことをあらかじめご了承いただきますと幸いです。
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小説 21,624 位 / 192,050件 恋愛 9,823 位 / 57,183件
文字数 44,815 最終更新日 2024.03.13 登録日 2024.01.31
恋愛 連載中 長編 R15
「キュリール様、私カダール様と心から愛し合っておりますの。 いつ子を身ごもってもおかしくはありません。いえ、お腹には既に育っているかもしれません。 子を身ごもってからでは遅いのです。 あんな素晴らしい男性、キュリール様が手放せないのも頷けますが、カダール様のことを想うならどうか潔く身を引いてカダール様の幸せを願ってあげてください」 伯爵家にいきなりやってきた女(ナリッタ)はそういった。 女は小説を読むかのように旦那とのなれそめから今までの話を話した。 妻であるキュリールは彼女の存在を今日まで知らなかった。 だから恥じた。 「こんなにもあの人のことを愛してくださる方がいるのにそれを阻んでいたなんて私はなんて野暮なのかしら。 本当に恥ずかしい… 私は潔く身を引くことにしますわ………」 そう言って女がサインした書類を神殿にもっていくことにする。 「私もあなたたちの真実の愛の前には敵いそうもないもの。 私は急ぎ神殿にこの書類を持っていくわ。 手続きが終わり次第、あの人にあなたの元へ向かうように伝えるわ。 そうだわ、私からお祝いとしていくつか宝石をプレゼントさせて頂きたいの。リボンもお付けしていいかしら。可愛らしいあなたととてもよく合うと思うの」 こうして一つの夫婦の姿が形を変えていく。 --------------------------------------------- ※架空のお話です。 ※設定が甘い部分があるかと思います。「仕方ないなぁ」とお赦しくださいませ。 ※現実世界とは異なりますのでご理解ください。
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小説 428 位 / 192,050件 恋愛 238 位 / 57,183件
文字数 46,524 最終更新日 2022.07.30 登録日 2022.07.17
恋愛 連載中 長編 R18
この国トレアール国は妖精の加護があるといわれている国。 昔は皆が当たり前に妖精の姿が見えたという。そのため文献には妖精が宙を舞う姿がいくつも記されている。 でもいつからか誰もその姿を見ることができなくなってしまった。 でもまれに見える少女が現れる。そしてその娘のことを人はこう呼ぶ『妖精姫』と。 妖精姫とは妖精に愛され、妖精と話し、その娘の周りは絶えず幸せに溢れているという。 でも今代の妖精姫は様子が違った。 妖精姫と呼ばれた彼女は傲慢で人を見下し、平気で人の物を奪う女性へと変貌していった。その様子に妖精たちは彼女に呆れ、嫌い、見放し、2度と彼女の前に姿を表すことはなかった。 しかし姿を消す前、妖精は妖精姫の一番の被害者である双子の妹シャーロットの前に1度だけ姿を表したという。 シャーロットのことをいじめるナターシャが大嫌いだから、ナターシャの前にはもう姿は見せないと伝えたそうだ。 それでも妹シャーロットのことは近くでいつも見守っていると、言葉を残して消えていった。 そして今日、妖精姫と言う名のもとに傲慢な振る舞いを続けたナターシャに、天罰が下る。 ※架空の世界です。 ※設定が甘い可能性があります。優しい気持ちで応援くだされば幸いです。 ※作者がコメントを気にしすぎる傾向があるため、話を書き終えましたら感想欄を開設させていただきます。
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小説 15,937 位 / 192,050件 恋愛 7,392 位 / 57,183件
文字数 46,073 最終更新日 2022.07.08 登録日 2022.06.06
恋愛 完結 長編 R15
【5月20日 90話完結】 5歳の時、母が亡くなった。 原因も治療法も不明の病と言われ、発症1年という早さで亡くなった。 そしてまだ5歳の私には母が必要ということで通例に習わず、1年の喪に服すことなく新しい母が連れて来られた。彼女の隣には不思議なことに父によく似た女の子が立っていた。私とあまり変わらないくらいの歳の彼女は私の2つ年上だという。 これからは姉と呼ぶようにと言われた。 そして、私が14歳の時、突然謎の病を発症した。 母と同じ原因も治療法も不明の病。母と同じ症状が出始めた時に、この病は遺伝だったのかもしれないと言われた。それは私が社交界デビューするはずの年だった。 私は社交界デビューすることは叶わず、そのまま治療することになった。 たまに調子がいい日もあるが、社交界に出席する予定の日には決まって体調を崩した。医者は緊張して体調を崩してしまうのだろうといった。 でも最近はグレン様が会いに来ると約束してくれた日にも必ず体調を崩すようになってしまった。それでも以前はグレン様が心配して、私の部屋で1時間ほど話をしてくれていたのに、最近はグレン様を姉が玄関で出迎え、2人で私の部屋に来て、挨拶だけして、2人でお茶をするからと消えていくようになった。 でもそれも私の体調のせい。私が体調さえ崩さなければ…… 今では月の半分はベットで過ごさなければいけないほどになってしまった。 でもある日婚約者の裏切りに気づいてしまう。 私は耐えられなかった。 もうすべてに……… 病が治る見込みだってないのに。 なんて滑稽なのだろう。 もういや…… 誰からも愛されないのも 誰からも必要とされないのも 治らない病の為にずっとベッドで寝ていなければいけないのも。 気付けば私は家の外に出ていた。 元々病で外に出る事がない私には専属侍女などついていない。 特に今日は症状が重たく、朝からずっと吐いていた為、父も義母も私が部屋を出るなど夢にも思っていないのだろう。 私は死ぬ場所を探していたのかもしれない。家よりも少しでも幸せを感じて死にたいと。 これから出会う人がこれまでの生活を変えてくれるとも知らずに。 --------------------------------------------- ※架空のお話です。 ※設定が甘い部分があるかと思います。「仕方ないなぁ」とお赦しくださいませ。 ※現実世界とは異なりますのでご理解ください。
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小説 5,015 位 / 192,050件 恋愛 2,485 位 / 57,183件
文字数 85,645 最終更新日 2022.05.20 登録日 2022.04.08
恋愛 完結 長編
「サリー・ナシェルカ伯爵令嬢、あなたの婚約は破棄いたします!」 高らかに宣言された婚約破棄の言葉。 ドルマン侯爵主催のガーデンパーティーの庭にその声は響き渡った。 でもその婚約破棄、どうしてあなたが言うのですか? ********* 以前投稿した小説を長編版にリメイクして投稿しております。 内容も少し変わっておりますので、お楽し頂ければ嬉しいです。
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文字数 183,482 最終更新日 2022.03.20 登録日 2021.12.30
「ねぇ、おばさん。 リンダのおとうしゃまがこのいえに住んでるの。リンダがきたよってちゅたえてくれない?」 「リンダさん、ご機嫌よう。お父様が働いているのかしら。どなたかわかれば声をかけてくるのでお父様のお名前を教えてもらえるかしら?」 「うん!おとうしゃまはね、ジョシュエル。 ジョシュエル・トリアーノっていうの。 カッコいいおなまえでしょ?」 私の質問に大きな声で答えるリンダ。 小さなリンダは得意げに胸を張ります。 こんなに小さいのに初めての人にお父様の名前をご紹介できるなんてすごいと思います。 ですが、名前を聞いた私たちは固まってしまいました。 だってジョシュエル・トリアーノと言うのは私の夫の名前なんですもの。 私が中に通すように指示し、少女を見ると確かに旦那様によく似ています。 本当に旦那様のお子かもしれません。 ただこの国は不倫はご法度の国。 その国で、ただの不倫ではなく、お子がいるとなれば……… 旦那様?これから先起こることは全部ご自身のせいですよ? 2021.11.10、11、12、13 ホットランキング1位 2021.11.10、11、12、13  人気ランキング1位 2021.11.10、11、12、13  ファンタジー部門1位 多くの方に読んで頂き、感謝しかありません!! 本当にありがとうございます.:*゚(⁎˃ᴗ˂⁎)感謝〆♬*゜♪
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文字数 38,601 最終更新日 2021.11.23 登録日 2021.11.09
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「マリア・スターン!ここに貴様との婚約は破棄し、妹ナディアとの婚約を宣言する。 身体が弱いナディアをいじめ抜き、その健康さを自慢するような行動!私はこのような恥ずべき行為を見逃せない!姉としても人としても腐っている!よって婚約破棄は貴様のせいだ!しかし妹と婚約することで慰謝料の請求は許してやる!妹に感謝するんだな!!ふんっっ!」 …………… 「お姉様?お姉様が羨ましいわ。健康な身体があって、勉強にだって励む時間が十分にある。お友達だっていて、婚約者までいる。 私はお姉様とは違って、子どもの頃から元気に遊びまわることなんてできなかったし、そのおかげで友達も作ることができなかったわ。それに勉強をしようとすると苦しくなってしまうから十分にすることができなかった。 お姉様、お姉様には十分過ぎるほど幸せがあるんだから婚約者のスティーブ様は私に頂戴」 身体が弱いという妹。 ほとんど話したことがない婚約者。 お二人が幸せになられますこと、心よりお祈りいたしております。 2021年8月27日 HOTランキング1位 人気ランキング1位 にランクインさせて頂きました。 いつも応援ありがとうございます!!
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小説 8,624 位 / 192,050件 恋愛 4,070 位 / 57,183件
文字数 52,843 最終更新日 2021.09.16 登録日 2021.08.24
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『婚約式、本編では語られないけどここから第1王子と公爵令嬢の話しが始まるのよね』 頭の中にそんな声が響いた。 そして、色とりどりの絵が頭の中を駆け巡っていった。 次に気が付いたのはベットの上だった。 私は日本でゲームのシナリオライターをしていた。 気付いたここは自分で書いたゲームの中で私は悪役令嬢!?? それならシナリオを書き換えさせていただきます
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小説 21,624 位 / 192,050件 恋愛 9,823 位 / 57,183件
文字数 101,246 最終更新日 2021.09.02 登録日 2021.07.26
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「シャロン、君とは婚約破棄をする。そして君の妹ミカリーナと結婚することとした。」 そんなお言葉から始まるばたばた結婚式の模様。 援護射撃は第3皇子殿下ですわ。ご覚悟なさいまし。 2021年7月14日 HOTランキング2位 人気ランキング1位 にランクインさせて頂きました。 応援ありがとうございます!! 処女作となっております。 優しい目で見て頂けますようお願い致します。
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文字数 45,463 最終更新日 2021.08.22 登録日 2021.07.07
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主人公(実夏)の高校のしょっぱいのに甘い恋の話。 ちょっと長い文を書いてみたかったのでだらだらとなるかもしれませんが、楽しんでいただけると幸いです。
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文字数 66,835 最終更新日 2021.08.07 登録日 2021.07.13
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「サリー・ナシェルカ伯爵令嬢、あなたの婚約は破棄いたします!」 高らかに宣言された婚約破棄の言葉。 ドルマン侯爵主催のガーデンパーティーの庭にその声は響き渡った。 でもその婚約破棄、どうしてあなたが言うのですか? 2021/7/18 HOTランキング1位 ありがとうございます。 2021/7/20 総合ランキング1位 ありがとうございます
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小説 7,213 位 / 192,050件 恋愛 3,400 位 / 57,183件
文字数 45,911 最終更新日 2021.08.02 登録日 2021.07.16
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