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アイリーン・フォン・メッサーシュミットはメッサーシュミット伯爵家の長女であり、フォークト辺境伯家の次男であるシュヴァルツ・フォン・フォークトと婚約していた。
しかし、パーティーの会場でシュヴァルツはアイリーンに対して婚約破棄を告げ、エリザ・フォン・ハインケル男爵令嬢との間に真実の愛を見つけたという。
婚約破棄を言い渡されたアイリーンは打ちひしがれ……。というものをシュヴァルツやエリザは予想していたのだが、そうはならなかった。
アイリーンの頭の中では「よっしゃ! 呼吸する不良債権を処分できた!」なんてことになっていて……。
文字数 17,534
最終更新日 2023.05.23
登録日 2023.05.16
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