私は、ルーン・ヴァレッド。この世界で一番美しい王子さ。
元々は父や兄弟や色々に冷遇されてたけど、恵まれた美しさと強い心(性癖)で全て跳ねのけて来た美しい上に強いハートを持つ王子様さ。
私には今大きな悩みがある。実はここだけの話、美しい私は隣国の王子でライオンの獣人である、レオンハルト王子の立派な鬣(つまり髪の毛)とキュートなお耳とキューティクルが素晴らしく何故か私を見ると立つ尻尾をもふもふしたくて仕方ない。もふもふ欲であふれて死にそうなんだ。
けれど彼(や周りの人達だいたい)からは変態王子と言われて避けれられてしまっている。私の美しさゆえ近寄りがたいよるだ、仕方ない。
それでも、日に日に彼をもふりたい欲求がたまりにたまり、ついになんでかしらないけど時を止める力を身に着けたらしい。神は僕に二物を与えてくださったようだ。
時を止めて美しい私は、定番のエッチなことでなくレオンハルト王子を思う存分もふもふした。もふもふ欲を満たして笑顔で立ち去ろうとした時……。
「お前、この俺の体を好き勝手に触って、ただですむと思っているのか??」
美しい私の首根っこを掴み艶やかに微笑むレオンハルト王子、しかも多分間違いなくなんかこう顔が赤く上気していて、更にズボンの上からでも分かる膨らみが股間に……。
「だめだよ!!私には婚約者もいないし、手を繋いだこともまだキスもしたことがない、獣欲を抑えておくれ、もふもふならいくらでもして……」
「散々卑猥な手つきで体を撫でまわした癖に何を言っている??おとなしく犯されろ!!」
そのまま彼の私室に連れ込まれた私の運命はいかに!?
※ショートショート、ほぼおふざけで後半エロ。拗らせ、時間停止、変態、玄関マット、獣人の物語。ハッピーエンド予定。+完結まで18時頃更新になります。
3/4 追記 CPは固定リバなどにはなりません。ご安心ください。
文字数 33,609
最終更新日 2022.03.12
登録日 2022.03.01
目が覚めた時、僕は寂れた農村に立っていた。しかも膝丈の大きいワイシャツだけを羽織った露出狂スタイル。
どうやら、異世界に転生したらしいが全く記憶がない僕。どうも農村に降り立っているしスローライフものの異世界転生かもと農家で生活しようとした矢先、銀髪、蒼眼のありえないほどの長身イケメン美形に後ろから羽交い絞めにされた。
「えっ?なんで?」
「……逃げるなんて悪い子だねルーク。さぁ帰ろう」
良く分からないうちにそのまま攫われて……。
そこで気づいた、どうやら僕は腐女子の姉がハマっていたR-18BL小説「わがままな王子様は英雄様の虜」のわがまま故に廃嫡されてしまった元王太子ルークに生まれ変わってしまったらしい。
しかもこのルークは叔父であるマクシミリアンにこの後「監禁」「調教」「溺愛」という全く嬉しくない3連コンボを決められてしまう……いやだ!!!!そう思って逃げようと試みるが、戦闘力がカンストの最強騎士団長であるマクシミリアンに叶うはずもなく……
※一応溺愛ものですがハードなプレイがある予定なので苦手な方はご注意ください。また「※」は性的な部分がある場合タイトルにつきます。また性的なシーンは割とありますが本番まではゆっくりめです。
文字数 274,230
最終更新日 2022.01.30
登録日 2021.10.09
「僕は、何故こんなに薄汚い場所にいるんだ??」
目が覚めた、僕は何故か全裸で拘束されていた。記憶を辿るが何故ここに居るのか、何が起きたのかが全く思い出せない。ただ、誰かに僕は幽閉されて犯されていたようだ。ショックを受ける僕の元に見知らぬ男が現れた。
なぜ、王子で最愛の婚約者が居たはずの僕はここに閉じ込められて、男に犯されたのだろう?
そして、僕を犯そうとする男が、ある提案をする。
「そうだ、ルイス、ゲームをしよう。お前が俺にその体を1回許す度に、記憶のヒントを1つやろう」
拘束されて逃げられない僕にはそれを拒む術はない。行為を行う度に男が話す失われた記憶の断片。少しずつ記憶を取り戻していくが……。
※いままでのギャクノリと違い、シリアスでエロ描写も割とハード系となります。タグにもありますが「どうあがいても絶望」、メリバ寄りの結末の予定ですので苦手な方はご注意ください。また、「※」付きがガッツリ性描写のある回ですが、物語の都合上大体性的な雰囲気があります。
文字数 32,483
最終更新日 2021.12.18
登録日 2021.12.07
僕の仕えているエカチェリーナ・ミハイロフ公爵令嬢には、幼い頃からの婚約者である第2皇子のピョートル殿下がいる。けれどふたりは相性が悪く決して良好な関係ではないが、お互い義務と割り切っていると思っていた。あの日までは……。
僕はお嬢様の専属執事のテオドール。元捨て子の平民である僕を拾ってくださったお嬢様をずっとお慕いし、そのためならなんでもすると自負がある。
そんな僕には天敵がいる。それがピョートル殿下の兄でこの国の皇太子であるアレクサンドル殿下。お嬢様とは幼馴染で趣味が合うのもありとても親しい友人関係でいらっしゃるが、彼は何故か僕を狙っている。
お嬢様に襲い掛かる、黒い陰謀と、17年前に起きた未解決事件の真相。お嬢様を、僕の大天使様をお守りするためならなんだってしてみせる!
これは、なんやかんやあるけど、最後には丸くおさまるタイプのコメディータイプのストーリー。
※物語の都合でBL表現が一部ございます。苦手な方はご注意ください。(そこそこがっつりある場合は※をタイトルにつけて注釈をいれます)
文字数 17,669
最終更新日 2021.12.09
登録日 2021.12.04
シルビア・ベアトリス侯爵令嬢は何もかも完璧なご令嬢だった。婚約者であるリベリオンとの関係を除いては。
リベリオンは公爵家の嫡男で完璧だけれどとても冷たい人だった。それでも彼の幼馴染みで病弱な男爵令嬢のリリアにはとても優しくしていた。
婚約者のシルビアには笑顔ひとつ向けてくれないのに。
どんなに尽くしても努力しても完璧な立ち振る舞いをしても振り返らないリベリオンに疲れてしまったシルビア。その日も舞踏会でエスコートだけしてリリアと居なくなってしまったリベリオンを見ているのが悲しくなりテラスでひとり夜風に当たっていたところ、いきなり何者かに後ろから押されて転落してしまう。
死は免れたが、テラスから転落した際に頭を強く打ったシルビアはそのまま意識を失い、昏睡状態となってしまう。それから3年の月日が流れ、目覚めたシルビアを取り巻く世界は変っていて……
※正常な人があまりいない話です。
文字数 17,096
最終更新日 2021.11.07
登録日 2021.10.23
この世界は乙女ゲームの世界だった。
そして、その乙女ゲームの主人公(ヒロイン)が何者かに殺された。
この世界で攻略対象のひとりである公爵家の嫡男であるエドワード・パッセロ・グロスターに転生した俺。
ゲームのヒロインである男爵令嬢のマリア・ペッティロッソ・ダービーが何者かに殺害されてしまった。凶器は不明だが彼女は雪の降る寒い日に胸を何かで貫かれて死んだ。
一番に疑われたのはこのゲームの悪役令嬢であるビクトリア・ペーシェ・グロスター、この世界での腹違いの妹。ビクトリアは決して人殺しはしていない。けれど妹の婚約者でマリアと恋仲に発展していた攻略対象のひとり第一王子のヘンリー・ピジョン・ブロウはどうにか妹を犯人にしたいようだ。
そんなことはさせない。俺はこの事件の真相を突き止めるべく調査を開始するが……
※ミステリー要素のあるテンプレ系の物語です。また、冒頭の詩はマザーグースの「誰が駒鳥を殺したの?」の引用となります。
文字数 42,868
最終更新日 2021.09.16
登録日 2021.09.03
「ベラトリクス、お前は邪悪な魔女だと分かった。この婚約は破棄する」
魔女。私の外見から昔から言われ続けていた酷いあだ名。私が魔女ならこんな世界とうの昔に滅ぼしてやっている。けれど、それが出来ないのは私が魔女ではないから。
私の名前はベラトリクス・ヴァルナ・オリオン。この国の公爵家オリオン家の長女だ。
けれど私は実はこの家の本当の娘じゃない。だから、私はこの家で常に冷遇され続けてきた。それでもこの国の第二王子との婚約が決まって少しは人生が明るくなるなんて希望を持ちかけたが、私は思い出したのだ。
この世界は「救国の聖女と邪悪の魔女」という乙女ゲームの世界。そして、私はこのゲームの「邪悪の魔女」であり悪役のベラトリクス。
ヒロインがどのルートをたどっても聖女にはなれず国外追放は最悪免れない。良くて婚約破棄の上で国外追放、悪くて暗殺または処刑。
だから私は頑張った。婚約破棄と国外追放ルートになんとか持ち込めたはずだったのに、やっと自由を手に入れたはずだったのに……
※本作はヤンデレを含みます。また、胸糞描写を適度に挟みますのでご注意ください。
文字数 42,027
最終更新日 2021.08.22
登録日 2021.08.16
ある国で、あるひとりの侯爵令嬢ヨハンナが婚約破棄された。
ヨハンナは他の誰よりも婚約者のパーシヴァルを愛していた。だから彼女はその想いを抱えたまま修道院へ入ってしまうが、元婚約者を誑かした女は悲惨な末路を辿り、元婚約者も……
※この作品には残酷な表現とホラーっぽい遠回しなヤンデレが多分に含まれます。苦手な方はご注意ください。
また、一応転生者も出ます。
文字数 11,362
最終更新日 2021.08.08
登録日 2021.08.08