【第2回きずな児童書大賞エントリー作品】
中学1年生の御井悠花(ゆうか)は、学年トップの優等生。
小学生の頃から親に言われるまま塾、家庭教師と勉強漬けの毎日を送っていた。
「将来は良い大学に行ってお医者さんになるのよ」毎日のように、母親から言われてきたそのセリフ。悠花にとってはそれが普通。当たり前の日常だった。
しかし、そんな時。
「俺達と一緒に楽しいことしない?」
同じクラスの真田唯月(いつき)が関わり始めたことで彼女の日常は大きく変わり始めるー。
文字数 55,574
最終更新日 2024.08.31
登録日 2024.07.01