末千屋 コイメ

末千屋 コイメ

日常に潜む狂気をテーマに活動中(夕焼けの里シリーズ)。恋愛ものも書きます。神社や民俗学が好き。
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BL 完結 長編 R18
江戸時代末期、新吉原遊廓。 穏やかな春のある日。 大店の廻船問屋《中臣屋》の手代・千歳(ちとせ)は、母から「夢夏(ゆめか)が待ってるから裏茶屋へ行っといで」と伝えられる。 夢夏は薬問屋の息子で、千歳より六つ下、弟のように接している子だ。妹の《もも》の恋する相手でもある。 「裏茶屋といえば、密会の場だが?」 不審に思いつつも、千歳は裏茶屋へ向かい――……。 ーー 好きだった。 それは、嘘じゃない。 好きだから、一緒になりたかった。 一緒になって、いつまでも愛し合えると思ってたんだ。 あの季節までは。 ―― 『桜に酔いし鬼噺』『はるなつ来たり夢語』の後の話になりますが、 こちらだけでもお楽しみいただけます。
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小説 192,597 位 / 192,597件 BL 25,270 位 / 25,270件
文字数 97,914 最終更新日 2022.03.19 登録日 2022.02.07
江戸時代末期・新吉原遊廓。 そのほど近くに養生所をかまえる医者・夏樹(なつき)は、ある日の往診帰り、猫を追いかけ、小見世(こみせ)の『いすゞ屋』へと導かれる。 猫を抱き上げ、艶やかに笑うのは、部屋持女郎・春日(かすが)。彼女は夏樹が助けられなかった患者の姉だった。 申し訳なさと心苦しさを抱え、思わず泣いてしまいそうな彼に、春日は「泣きたいなら泣けば良いさ」と声をかける。 客が来ないと嘆く彼女は「わちきを助けると思って」「医者は人助けするもんだろ」と更に言葉を投げかけた。 誰に対しても分け隔てなく優しく、必ず期待に応えようとする性格の夏樹は、春日を《助けよう》と登楼することを決める。 《誰にでも》優しい医者の《特別》は気まぐれに。 ーーー 『桜に酔いし鬼噺』に登場する医者・夏樹の話となりますが、こちらのみでもお楽しみいただけます。 参考文献は、近況ボードに記載しております。
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小説 192,597 位 / 192,597件 歴史・時代 2,397 位 / 2,397件
文字数 174,515 最終更新日 2022.01.02 登録日 2020.11.11
「鴉が鳴くと人が死ぬ」 この街ではそんな噂が――事実が、存在する。 不幸の象徴の鴉、縁起の悪い色の白。 そのどちらも併せ持つ【白鴉】を掲げる料理店。 表向きは普通だが、裏では口に出せない食材を取り扱い、 店主・雨泽(ユーズゥァ)が《うまく》料理にして提供していた。 ある日、雨泽は鴉の鳴き真似が上手い幼女と出会う。 それから、奇妙な二羽の鴉の生活が始まる―― ちゃりんちゃりん、と軽い金属音と共に。
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小説 192,597 位 / 192,597件 キャラ文芸 4,379 位 / 4,379件
文字数 84,213 最終更新日 2021.07.31 登録日 2020.10.15
 異人にしても珍しい青髪をもつ景一(けいいち)は、姉女郎の道中で粗相をしてしまう。  それを無かった事にしたのは、不愛想な態度と黄金色の髪に赤色の瞳という容姿の珍しさに「鬼」と恐れられる青年、小焼(こやけ)だった。  彼に一目惚れした景一は、姉女郎の粋な計らいでお礼として小焼に自分の水揚を頼む。  互いの珍しさに二人は惹かれあうがーー  小焼は内に秘めた気持ちに答えを出せずにいた。  景一の恋心に応えようとした時、小焼の「風邪」の病状は次第に悪化して……。  想いの花を咲かせ、散っていった人たち。  俯いて咲く花は可憐であり、目の前の全てが滲んで見えるのに、何故かそれすらも愛おしい。  これは、新吉原を舞台に綴られる『優しい鬼』たちの純愛物語。 「真を誓って証をたてればたてるほど、嘘を吐いてるとか騙されてるとか思われるんがここの常……。でも、ウチは、本当にーー」   ◇こんな方におすすめ◇  感情表現が不器用。性欲と食欲がごっちゃ。  『恋』って?『好き』って? 何ですかそれ美味しいんですか?  そんな彼が罹った病。それは――恋わずらい。  大好き過ぎて病んでいく。恋に一生懸命、愛が重い。  そんな女の子を好きな方は是非。 表紙画像:ぐでAlice 様(Twitter:@createAlice1227) 参考文献は、近況ボードに記載しております。
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小説 192,597 位 / 192,597件 歴史・時代 2,397 位 / 2,397件
文字数 280,333 最終更新日 2020.06.10 登録日 2020.04.21
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