命をかけた一途な恋小説一覧

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君を食べたくない。いくら飢えようとも、このまま生き絶えようとも、君だけは食べたくはない。 これ以上飢えたら、自分の理性は本能に負けるのか。この山の神様の眷属の末裔として出逢った白い兎と白い狼。兎は、華と言った。狼は、白霜と言った。眷属の二つの一族には同じ力があった。満月の夜の一夜だけ、人の形になることが出来る………。
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文字数 14,773 最終更新日 2024.06.07 登録日 2024.05.13
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