魔術小説一覧
強くなれない落ちこぼれの少年。力を隠した少女。パートナーを守ることを誓った少年。誰よりも強くなることを目指す少女。
魔術師養成学校ウェルデラで、彼らを中心とした正義と悪の大波乱が巻き起こる。
文字数 30,290
最終更新日 2018.02.17
登録日 2017.11.04
____アラン国
それは現世を生きる人々の世界とは違う世界であった。
表の世界、樹林のように立ち並ぶビル群、発展したIT技術、医療技術。我々が住む平和な現代社会の発展には、もう一つの世界の礎があったのだ。
そこは裏の世界。アラン国を中心とした世界には人間の他に、妖怪が存在していた。それら妖怪は人々の発展を妨げる者も多く、人間、発展を望む妖怪とは永きに渡り争いが起きていた。そんな妖怪と渡り合うべく生み出された四つの力。それらの力により、裏の世界は表の世界をいつだって支えてきたのだった。
___これはそんな、誰も知らない裏の世界の話である。
文字数 177,194
最終更新日 2018.02.11
登録日 2017.12.21
ダーシェ・レインコートはある時、奴隷の少女、テレサと出会う。それは彼らの運命に大きな影響を与えるきっかけとなった
文字数 57,184
最終更新日 2018.02.09
登録日 2017.12.20
人工的に超能力者を作る為の巨大な実験施設、楽園《パラダイス》と呼ばれる街で、神田春馬はDランク、無能力者の通知を受けてしまった。
無能力者の神田春馬は、いろいろな事件に巻き込まれていく。
文字数 12,774
最終更新日 2018.01.15
登録日 2018.01.09
「いらっしゃい。此処は扱っていない品物はない、アメミヤのよろず屋だ」
アメミヤのよろず屋を経営する若き店主、シルカ・アベルフォーン。彼の仕事は店に訪れる冒険者たちに冒険の役に立つ品物を売ったり、彼らから持ち込まれる品物を買ったりすることである。
しかし彼の店に訪れる冒険者たちは、買い物をせずにこぞって彼を遺跡やダンジョンへと連れて行きたがるのだった。理由は単純、皆彼が持つ錬金術の力が欲しいからだ。
今日もシルカの元には、彼を口説こうとする冒険者たちが集う。シルカが平穏な暮らしを送れるようになるのは一体いつになるのやら……
これは、平穏な暮らしを夢見るよろず屋の店主が店を経営しながら世界各地のダンジョンを駆け回る、忙しない日常の物語である。
文字数 275,135
最終更新日 2018.01.06
登録日 2017.10.27
四十歳手前の冴えない武器屋ダンテ。
彼は亡くなった両親の武器屋を継いで今日も仕入れにやってきていた。
その帰りに彼は山道を馬車ごと転げ落ちてしまう。更に運の悪いことにそこを山賊に襲われた。
だがその落下の衝撃でダンテは記憶を取り戻す。
自分が勇者の仲間であり、賢者として多くの魔の力を行使していたことを。
そして、本来の名前が地球育ちの優吾であることを。
記憶と共に力を取り戻した優吾は、その圧倒的な力で山賊を討伐する。
武器屋としての自分は死んだと考え、賢者として生きていくことを決める優吾。
それは前世の魔王との戦いから三百年が経過した世界だった――。
文字数 92,402
最終更新日 2017.12.31
登録日 2017.12.07
魔の邪気が体に憑くことで狂ってしまう動物や人間――それが魔鬼だ。少年セブルは魔鬼を祓う特別な能力を身につけた数少ない勇士である。セブルは、願い巫女の血を受け継いだ少女リルカと八年ぶりに再会する。この春からセブルとリルカは一緒にブルセル村の学問所へ通うことになる。だがそこには、何と魔鬼らしき少女と女性が待ち構えていた。セブルはグラディウスを現出させて立ち向かう。しかし二匹を相手に苦戦を強いられ、ついには分身してケリをつけようとする。果たして勝てるか? リルカを守れるか? ――これは、自由と平等と博愛を謳うフランセ国の平和を背負った少年セブルと個性豊かな少女たちが織りなす勇気と希望と恋の物語である。
文字数 109,475
最終更新日 2016.09.24
登録日 2016.08.01