異世界帰り小説(外部サイト)一覧
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そのおっさんはかつて、異世界で勇者と呼ばれていた。
でも、それも10年以上も前の話。
今は……現実世界のド田舎在住、しがない独身中年サラリーマンとして、のんびり暮らす毎日。
そんなおっさんの前に、ある日突然、娘と称する一人の美少女が押しかけて来た!
彼女は告げる。
「私は、お父様をお守りするためにやってきました!」
ファンタジー異世界と、現代日本に酷似してるけど、微妙に違うパラレルワールド。
二つの世界を股に掛けての大騒ぎ……幕開けです!
「んで、どの辺が問題児なんや?」
「一人は喧嘩っ早いノーパン愛好家、もう一人はそもそも服着ない野生児……。もう一人はクソ真面目すぎて、そろそろ倒れそうなんだ……」
「……なんや、よぉ解らへんけど、大変そうやな……」
※異世界編突入中!
ただし、異世界編はユルい現実世界編と違って、ややハード寄りです。
なお、割りと日々細々とした修正してますが、基本サイレントアプデです。
登録日 2018.01.28
――神隠し。その実態は、異世界転生だった。
始まりは、世界中で1000人にも及ぶ少年少女が消えた神隠し事件。始めの犠牲者が出てから4年が経って、帰ってきたのはわずか10人。
「他の人たちは、みんな死んだ」
初めにそう告げた彼らは、自らを神と呼ぶ存在に呼び出され、何ら関係の無い世界を守ってきたのだという。
証拠を示すこともできない荒唐無稽な話を信じてもらえるわけもなく、あれから3年。彼らの存在は忘れ去られようとしていた。
しかしある日。貪欲な悪魔は新しい獲物を見つけていた。とても広大なその世界の、水と空気の溢れた豊かな星に狙いを定めた。
突如として空間が裂け、現れた門の向こうから無数の悪魔が飛び出してくる。世界を喰らい尽くさんとやってきた奴らは、動くもの全てを滅ぼすまで止まらない。
そうして人々はようやく気づいた。神隠しに合った彼らの言葉が正しかったことに。
世界を――人々救えるのは、彼らだけ。
望むも望まれぬも圧倒的な力により対抗できたのは、世界に散らばる帰還者だけ。そんな彼らの作り出した新たな秩序は、いずれ“アイランド”と呼ばれるようになった。
登録日 2019.02.02
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