ライト文芸 不器用小説一覧
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徳村芽衣、三十八歳。
東京で夢破れ、職なし家なし彼氏なしで実家に戻ってきたものの、母親は自立しろと口うるさいし、ご近所さんはおせっかいだしで毎日が面白くない。
母親の紹介で託児所のアルバイトをはじめたが、子ども嫌いで口から出るのは愚痴ばかり。
託児所のクソガキは問題おこすわ親はモンスターだわ、夢も希望もない日々……と思いきや、強面ヤクザ疑惑の保護者はファンシー雑貨店店主? 問題児は虐待されている? 遅かりしモテ期が来ちゃったの?
可愛くない女の日常×恋愛は、ときに気まぐれに動き出す……!?
(文芸メインの小説投稿サイト「ステキブンゲイ」にも掲載しているものを、微修正して転載しています)
文字数 48,178
最終更新日 2022.05.10
登録日 2022.04.21
仕事からの帰り道。
樫野至は保護者に泣きつく小さな女の子二人に出会う。
聞こえてきた会話では、どうやら彼女たちは見捨てられてしまうらしい。
虐待を疑った至は恐る恐る声をかける。
しかし、幼い二人の正体は未熟な天使と悪魔。
監督官は彼女たちの終わらない修行に愛想を尽かしていた。
声をかけたのが運のツキ?
いつの間にか二人を預かることになった至の、
天使と悪魔との生活が強制的にスタートする。
文字数 216,978
最終更新日 2022.04.27
登録日 2022.04.08
大学生になった青井茉白は、なんとなく聴きに行ったオーケストラ部の新歓コンサートで心を打たれ、即入部を決意する。
少人数でわきあいあいと活動しているオケ部、茉白が希望したダブルリードパートは、学生指揮者の黒川と大学から楽器を始めた瀬尾の二人の先輩が所属していた。
人見知りをする性質の茉白は、紳士的でカリスマ性のある黒川と、クールでとっつきにくい瀬尾とのやりとりに苦心しながらも、徐々に打ち解けていく。
人付き合いが苦手で不器用な茉白と瀬尾が、共に憧れる黒川に近付こうと腐心する物語。
文字数 14,293
最終更新日 2020.09.02
登録日 2020.08.20
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