ライト文芸 同性愛小説一覧
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件
苦手な味が混ざっていても、彼女は無理やり飲み込んだ。
「めんどくさいのが、えっちゃんだからね。ちょうどいい頃迎えに来ようと思ってたんだ。そろそろかなって」
私はこうやって、いつも瑠花に救われる。
同性との関係をカミングアウトした時に、私と彼女の間に閉まったシャッターは……
文字数 10,122
最終更新日 2024.06.11
登録日 2022.01.10
椿屋真琴(つばきやまこと)は容姿端麗な女子高生で、学校の皆の憧れの存在だ。だが彼女は、実は男の子になりたい願望を抱いていた。周囲から向けられる理想の眼差し、そして世間の目に、真琴は本当の自分でいることが出来ず、葛藤に苦しむ。そんな彼女だが、自分と同じく容姿端麗で、人気を分ける存在である藤枝京香(ふじえだきょうか)に、密かに想いを寄せていた。
文字数 5,901
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
女性作家である君浦詩(きみうら うた)。
薬を取りに病院へ行ったある日、自分のファンだと名乗る女性、月代花姫(つきしろ はなき)と出会う。
2人の関係が変わっていく中で、2人は本当の自分に少しずつ気付いていく。
笑顔で居続けた君と笑顔を見せられなかった僕の、花が散るまでの恋の話。
文字数 3,085
最終更新日 2023.05.04
登録日 2023.05.03
誰もが憧れるような人気者圭歌と大人しい美雨、幼馴染の先輩後輩がお互いを想いあい助け合う。無邪気な高校時代から大人まで、同性の恋愛の現状と葛藤、暖かい愛があふれる切ない人生の物語。
普段本を読まない方でも親しみやすい話にするため、会話が基本の小説になってます。
●圭歌(けいか)
主人公。
昔から明るく男勝りな性格。サバサバしているが周りをよく見ていて、人気者。
当の本人は恋愛に興味がなく、友達と過ごすのが楽しいと感じている。
美雨とは昔からの知り合いでご近所、部活が一緒。
●美雨(みう)
圭歌の1つ上の先輩。
普段はマイペースで静か、部活ではいなくてはならない存在。
恋愛にはずっと興味がなく、圭歌とは性格は違うのになぜか昔から仲良し。
●ゆい
圭歌の中学時代からの友達。クラスも部活も一緒で少し抜けているところがあるが、妹っぽさがありかわいい。いつも圭歌と司の三人で行動することが多い。
●司(つかさ)
圭歌の高校からの友達。クラスが一緒。
クールで凛とした雰囲気で女子に人気。圭歌とゆいとは高校からの仲だが、席が近く意気投合。三人組で過ごすことが多い。
●理佐
美雨の親友。とても明るくて前向きな性格。いつも美雨を親目線で支えている。
文字数 54,300
最終更新日 2023.05.02
登録日 2023.04.26
中原麻美(なかはらあさみ)は私立中学に通う中学二年生、趣味は万年筆でグリーティングカードや日記を書くこと。学校帰りにしばしば寄っている百貨店内の文具店がお気に入り。
ある日、いつもの文具店へ立ち寄ってから帰宅しようとした際、百貨店の入り口付近で父親の姿を見かける。父の下へかけよって声をかけようとしたが、その傍らには知らない男性が立っていた。その男性は背が高くて足も長く、まるでモデルか俳優のようだった。
一目で恋に落ちる麻美だが、その男性と父親の取ったさりげない行動からただならぬ仲ではないかと疑いを持ち、その真相を突き止めるため大胆な行動に出るのだった。
文字数 40,064
最終更新日 2022.08.22
登録日 2022.08.22
文字数 13,930
最終更新日 2022.04.19
登録日 2022.04.16
離婚した私は高校からの友人と連絡を取る。私を慰める会と称した飲み会で再会したのは高校時代一目惚れしたあの人。その気持ちはとっくになくなっていると思っていたのに、高鳴った胸にそうではなかったのだと気付く。でも、やっぱりあの人は私を名前で呼ばない。他の友人のことは名前で呼ぶのに……。
※「小説家になろう」さんの方でも投稿していました。
※完結しました。
文字数 58,445
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.04.02
落ち込んでいたある日、バイト帰りにいつもは降りない途中の駅でなんとなく降りてしまった。
家の方角に向かって歩いていたら、おしゃれなカフェを見つけ、休憩をしようと店のドアをくぐり中へ入る。
カフェラテを飲んでボーッとしていた。
どこからか心地いい歌声が聞こえてきた。
なんなんだろ? この歌。
その後も歌のことが気になり、何度かそのカフェに行ってみた。
あの心地いい歌声は…………
まさか、壁に飾られてる三日月の絵から聞こえているなんて思いもしなかった。
「ぼくのことみえるの?」
「見えるよ」
それと同時に、友達もできた。
それは5歳の男の子、しんとだ。
彼が歌声の正体だった。
三日月の絵の中で。
三日月の絵の中にひとりぼっちで閉じ込められて。
「ずっとここにいるよ」
「みかづきのひかりが……」
「ばぁばがねがいごとがかなうって」
「おにぃちゃんかわいい。ちがうぼくがいってたよ」
謎だらけのしんとの言うことに戸惑いはあるが、助けたい気持ちでCAFE MOONに通い始めた。
※ 話の中に月映しの皓籠と言う言葉が出てきますが灯籠をもじった造語です。
実際にはない言葉です。
ストーリー上、何かいい言葉はないかと模索したところ、皓籠にいたりました。
文字数 27,879
最終更新日 2019.09.27
登録日 2019.09.27
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