ライト文芸 童話小説一覧
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ーこの見えない空は果てしない銀河に繋がっている。
僕は目が見えない。だから不完全な月を愛でる十三夜の会の出席は免除されていた。けれども女中の久子は僕の手を引っ張るのだ。月を見に行きましょうと。
全1話。『恒久の月』書籍化記念、発売日まで1日1作短編公開キャンペーン中。5/21の更新。
文字数 4,909
最終更新日 2024.05.21
登録日 2024.05.21
ばかばかしいようで、マジメなような変な短編を連載していきます。
一話、3000字から10000字程度で、長いようなら二つに分けます。
順不同で独立して読めますが、いくつか共通するキャラクターが出てくるかもしれません。
文字数 9,349
最終更新日 2023.11.19
登録日 2023.11.19
身体が弱くて病院で寝たきりのみさきちゃんは、同い年くらいの友達が欲しいと思っていました。
そんな中、一人の男の子がみさきちゃんの元を訪れます。
彼は龍之介くんという男の子でした。
二人はすぐに仲良くなり、龍之介くんは海を見たことがないみさきちゃんに言うのでした。
「海に連れてってやるよ」と。
文字数 5,817
最終更新日 2023.07.25
登録日 2023.07.25
文字数 36,909
最終更新日 2023.06.10
登録日 2023.05.31
昔々桃太郎という男がいた。
その少年は山に住んでいた老夫婦がたまたま川から流れてきた桃を食べたところ
性欲が戻り、産まれた子供だ。そんな子供は正義感が強く
「村に悪さにくる鬼を討伐したい」
そう彼は志願した。
旅の道中で知り合った犬と雉と猿におばあさんからもらった黍団子を渡して三匹を仲間にした。
数年の時日が経ち、鬼ヶ島についたのだ。
桃太郎は三匹と共に鬼を成敗し、村は救われたのだ。
それから数年。
桃太郎が鬼と対峙している間に、桃太郎の弟が産まれた。
これはある童話に隠れた一人の少年の物語。
文字数 1,997
最終更新日 2021.04.23
登録日 2021.04.23
それは彼が見た優しい夢
それでも彼は幸せだった
それでも彼は人を愛した
彼が見た世界はとても優しかった
文字数 2,222
最終更新日 2020.05.14
登録日 2020.05.14
文字数 15,358
最終更新日 2020.02.20
登録日 2020.02.20
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