ライト文芸小説一覧
「ねえ、覚えてる…?」
夜霧舞葉(やぎり まいは)と過ごす最後の夏祭り。
彼女は僕にそう問いかける。
大学三年生の七月。
夏江景太(なつえ けいた)は幼馴染みである舞葉と、今年も神社の祭りを散策する。
景太は彼女の問いかけで、自分達の軌跡を思い返していく。
「もちろん…覚えているよ…」
舞葉が隠していた真実。
彼女と交わした大切な約束。
二人で見る、最後の打ち上げ花火。
是非、この物語の終わりを見届けて頂けたらと思います。
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第3回ライト文芸大賞エントリー作品です。
大体20〜30分くらいの読書時間になるかと思います。
初投稿作品ですので、感想など頂けると励みになります!
文字数 27,319
最終更新日 2020.04.07
登録日 2020.04.06
美雨音 月光羽(みうね あげは)、28歳。職業、社蓄。独身で恋人居ない歴イコール年齢。
そんな彼女がとある日、出会った怪しげな占い師を名乗る女。
その日から彼女の生活が一変してしまった。
社蓄ライフに癒しを。
ぬいぐるみ擬人化×社蓄の官能百合ストーリーがここにー。
文字数 4,687
最終更新日 2020.04.07
登録日 2019.03.04
12年目の教師を辞めた主人公の大吾は3年の間、家に引き篭もる。スマホを眺める日が続く中、とあるインターネット配信サイトに出会うこととなる。それからは毎日ログインし、朝も昼も夜もそのサイトに夢中になり、はじめの1年が過ぎる。その頃には、大吾はとあるカップル女性配信者の美香と彼氏のゴブリンと出会うこととなり、稀有な体験をすることになった。2年目が終わる頃には、大吾自身もSNSを理解して使いこなしていたが、充実した生活とは程遠く、自暴自棄の荒れた日常にどっぷりと浸かっていく。そこでの葛藤はこれまでの人生を振り返ることを通しては自信喪失し、資金も底をつき、過信していた自分自身を責め始めた結果、メンタルヘルスに通いながら気持ちを保とうとした。しかしながら、ヒモである生活力やこれまでの自分自身に幻滅し、前向きにもなれず、ルーティンワークのようにスマホ画面を眺めては女性配信者を批判するようになっていく。この頃の大吾は、もう自分への評価に興味は失い、これまでのエリート出世街道を歩んでいた頃の競争意識や出世意識、他人と比べて自分の価値を決めるような思考は消えていた。それよりも、自分はいったい何を大切にしている人間なのであろうかという問いに対して、答えを見つける気もなく、自分に恥じる様子もなく、ある意味で開き直っていく。3年目が終わる頃には、配信者の美香とゴブリンには子供がいたことが発覚した。その数週間後、美香夫婦の子供が行方不明になり全国ニュースとして取り上げられることになった。大吾はネット上のありとあらゆる情報を検索した。しかし、どの情報も信憑性には欠けていた。そこで、自らが配信者となり目撃情報を集め、ブログも立ち上げた。美香夫婦は捜索活動を続けボランティアを集めたり、募金を募り一生懸命になり探した。
だけれども発見までには至らず、警察の捜査も打ち切りとなり、関わった全員が諦めたときだった。大吾は一心不乱に諦めなかった。その結果、大吾の希望は実り、犯人を特定する段階にまで至る現代ミステリーライトノベルである。ここには、主人公の大吾をとおして、不条理が蔓延る競争主義社会への葛藤、急速に変化し続ける今を舞台にした自己実現と試行錯誤の在り方、奇怪な病理に満ちたミステリー犯罪について考察を深められることを作者は切に願っている。
文字数 133
最終更新日 2020.04.07
登録日 2020.04.07
日坂唯は、ごく普通の女子中学生──ではない。
とある事情を抱えながらも前向きに生きている唯の前に突如現れた、謎の少女『ミユ』。
唯はミユに「心傷配達屋の仕事をあなたに引き受けて欲しい」と頼まれ──。
トラウマや後悔を抱える人の心の傷を癒すための心傷配達屋と、自分の心の傷に向き合おうと奮闘する人達の少し不思議な物語。
「あなたは自分の心傷に、向き合える?」
文字数 7,548
最終更新日 2020.04.07
登録日 2020.04.06
彼氏はいるにはいる。けども濡れないし感じないし声も出ない。だけれど彼女は信じている。
『すっごく、気持ちいいの! 意識が飛びそうになって、ひゃーって落っこちていくような、まるでジェットコースターよ!』――十五歳そこそこの『エイプリル』の語ったエクスタシーがいつかは自分に訪れるのではないかと。
だがあの晩は酷かった。ワインを飲まされ、布団にもぶっかけられ、酒の弱い彼女にはたまったものではなかった。翌朝のコンディションは最悪。いつもより一時間以上早い電車に乗り、どうにかして車内で吐き気をこらえつつやり過ごしたつもりが、あろうことか目的地外の駅でひとの流れに飲み込まれ、ホームにて派手にすっ転ぶ。――やれやれ千代田線に駆け込むひとびとに非はない。不意にこみあげる涙をこらえつつ、どうにかして立ち上がろうとすれば、
「大丈夫?」
腹の底に響く男の甘ったるい低音ヴォイス。差し伸べられる白い手のひら。見ればそこには――
超絶的美形男子。別名・色魔獣(エロティカルモンスター)が居た。
※続きは、
https://novel18.syosetu.com/n6088dm/
にて公開しております。
文字数 76,052
最終更新日 2020.04.07
登録日 2020.04.01
文字数 1,165
最終更新日 2020.04.06
登録日 2020.04.06
文字数 24,167
最終更新日 2020.04.06
登録日 2019.06.16
必ず戻ってくる伝令。
死の伝令をする自分に葛藤しながらも勤務を続ける…
指令書を届けさせる司令官。
伝令を、執拗に最前線に送るその意図と、思いとは…
伝令と司令官の思いを演じて頂ければ嬉しいです。
文字数 1,726
最終更新日 2020.04.05
登録日 2020.04.05
結婚式前の挨拶、嫁の命日に娘と婿が挨拶に来て馴れ初めを話している。
人:父親50歳くらい
----------以降本編---------
私たちの馴れ初め…か
恥ずかしいけど、まぁなかなかないしな…
チロ、おいでチロ (ニャー)
こいつが居ないと話ができないな
私がまだ若くて駐在所にいた時、美幸とは挨拶をする程度の面識しか無かった。
昼飯を食べていると、ニャーニャー声がするから、入口を見ると、チロがいた。
腹を空かしてるみたいだったから、弁当の中のおかずをあげようとした時、いつも挨拶だけの女性が、声をかけてきた。「あ、それ、玉ねぎは猫にあげちゃダメですよ」ってな
猫を飼ったこと無かったから、びっくりしたよ。
他に食べられそうなのをあげて、そのチロが食べてる姿を愛おしそうに見ている、その姿に惚れたんだ。
それからは、挨拶だけじゃなくなった。
チロも駐在所に居着いちまうし、チロ目当てで子供達もよく来るようになった。
少しして俺はな、美幸をデートに誘った
将来の刑事練習の為に、チロの後を一緒に付けませんかって、誰もそんな話、乗らないよなぁ
けど、美幸は「楽しそうですね」って満面の笑顔で答えてくれた。
クラクラしたよな、デートまでの日はソワソワするし。
その日は、いつもスカート姿の美幸がジーパンなんだ、本当に楽しみにしてくれていたのがわかった。
チロが駐在所を出るのを見て、2人で追いかけて、見失えば手分けして探したりしてな
そうだよな、デートじゃないよな!
けどな、すっごく楽しかった。
完全にチロを見失って、夕暮れになった時、お昼も食べずに走り回ったのを、お腹の虫が教えて、美幸が「美味しいコロッケのお肉屋さんが、近くにありますから行きましょう!」って自信満々に言うのさ
もうその無邪気な笑顔が、たまらなく好きでな、そのまま告白したよ。
あなたの暖かい所が好きです、私と笑いあってくれる所が好きです!あなたの笑顔を一生分僕に下さいって。
そしたらさ、顔を真っ赤にしながら、ちいさな声で、はいって言ってくれた。
幸せだったなぁ…いやぁなに、しんみりする話じゃない、お前も知っているだろう?お母さんは笑顔が好きなんだ。
結婚式前のお母さんの命日に、こんな話を聞きに来てくれてありがとうな。真司くん、娘をよろしく頼む。
文字数 937
最終更新日 2020.04.05
登録日 2020.04.05
ここは『純喫茶 浪漫』
マスターの田中さんが経営するごくごく普通の喫茶店。
近くの大学に通うアルバイトの学生、香坂 美晴(こうさか みはる)視点で、来店する個性豊かなお客様のお話を紹介させていただきます。
どうぞ、ごゆるりとお楽しみください。
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※R-15は保険です。
※ほのぼの日常系のお話を書きたいなと思って書き始めました。
※別小説をメインに更新しているので、合間に一つの章を書き終えたらまとめてアップするスタイルにさせていただこうか思います。内容も更新もまったりになります。
※ライト文芸大賞にエントリーしています。楽しんでいただけたら幸いです。よろしくお願いします。
文字数 9,718
最終更新日 2020.04.05
登録日 2020.04.02
ある雨の夜、マンションの玄関にずぶ濡れで座り込んでいた女性と出会った啓一。
「香奈」と名乗るその女性を家に招き入れ、二人での暮らしが始まる。
そんな中、啓一は「香奈」のあることに気づく。
そして雷雨の夜、その「あること」について香奈が口を開く…
※第3回ライト文芸大賞参加作品
文字数 8,454
最終更新日 2020.04.04
登録日 2020.04.04
文字数 2,270
最終更新日 2020.04.03
登録日 2020.04.03
俺は北海道の田舎町のコンビニであくせく働いている。一応、店長という肩書はあるが俺はある病に侵されている。今日も通院のことで母親と口論になった。
文字数 62,483
最終更新日 2020.04.03
登録日 2020.02.07
中学二年生の佐藤美波は、同じクラスの男の子、梶一平と付き合ってもうすぐ半年になる。
もうすぐ一平の誕生日――。美波は、一平へのプレゼントを何にするかで頭がいっぱい。
そんなある日、大好きな一平が突然、目の前で赤ちゃんの姿に変わってしまった。
どうやら一平と一緒に見た流れ星が原因だったみたい。
クラスメイトや一平の家族は彼の存在を忘れていて、美波が育てることになってしまった。
果たして、美波は赤ちゃんの彼氏を育てることができるのか。そして一平を元の姿に戻すことができるのか……。
文字数 10,790
最終更新日 2020.04.03
登録日 2020.03.19
突然、空から舞い降りて来た天使。
その天使はこう言った。
「貴女の命はあと一週間で終わりを迎えます」
「どうぞ思い残す事のないように、最後の時をお過ごしください」
漫画やアニメではもう何百、何千、何万回と使われていそうな……
とてもありがちな台詞だと思った。
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コメディ要素有り、シリアス有り、百合要素も有りの天使と人間の少女たちの物語。
文字数 20,822
最終更新日 2020.04.02
登録日 2020.04.02
文字数 2,680
最終更新日 2020.04.02
登録日 2020.03.31
いつも「強い」兄と比べられてきたハリス。
ハリスは、いつも思っていた兄のように強くならなくては、と。
けれど、幸せとは、誰かの生き方を真似することなのだろうか?
※小説家になろうサイト様に掲載してあります。多少修正しましたが。
文字数 8,763
最終更新日 2020.04.01
登録日 2020.04.01
平々凡々、速水優斗。業火独尊、小桜綾乃。面妖温和、不知火陽菜、閑寂珍奇、桐生月穂。、親切端正、椎名瑞樹。暗中飛躍、速水凛。6人が織りなすドタバタ学園生活。
文字数 12,774
最終更新日 2020.03.30
登録日 2020.03.25