現代文学 小説家・菊池昭仁小説一覧
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件
文字数 25,045
最終更新日 2024.11.18
登録日 2023.05.15
木村小夜子と別れた倉田陽介は、偶然立ち寄った街のカフェで働く伊東由美子と出会う。
彼女は小夜子と瓜二つの顔をしており、仕草や声、話し方までがそっくりだった。
店に通い続ける陽介。次第にふたりは打ち解けていく。
だがやがて由美子は自分が愛されているのではなく、自分は小夜子の代わりなのだと思い悩む。
愛すれど切なく、苦しむふたり。そんな愛の形を想像してみました。
文字数 10,605
最終更新日 2024.11.14
登録日 2020.08.30
池尻都と小説家、嵐山光三郎60才はお互いに結婚を考え始めていた。
だが、あれほどセックスに貪欲だった彼女が嵐山との性交渉に積極性がなくなり、いつの間にかふたりはセックスレスになってしまう。
嵐山にはその理由が気がかりだった。
セックスがなくても男女の恋愛は継続出来るものなのだろうか? 真実の愛とは?
文字数 9,983
最終更新日 2024.11.12
登録日 2024.10.14
元ヤクザだった川村忠は事業に失敗し、何もかも失った。
そして夜の街で働き始め、そこで様々な人間模様を垣間見る。
生きることの辛さ、切なさの中に生きることの意味を見つけて行く川村。
何が正しくて何が間違っているか? そんなことは人間が後から付けた言い訳に過ぎない。
川村たちは闘魚、ランブルフィッシュのように闘い生きていた。
文字数 7,345
最終更新日 2024.11.05
登録日 2024.09.24
石津健吾は死を待っていた。独りで死んでいくのをじっと待っていた。
別れ方とはどうあるべきなのか? そんなくだらないことを考えながら生きていた。
文字数 3,466
最終更新日 2024.11.04
登録日 2024.10.11
教育だけは平等であるべきである。日本社会の荒廃は教育の衰退が根本原因となっていることは否めない。貧富の差は仕方がないかもしれない。だがせめて憲法第26条第2項で保証されている国民の「教育を受ける義務」については給食や制服、上履きや縦笛や学用品など、様々な物が有償になっているのが現状だ。そして精神教育、道徳や哲学が軽んじられている。そんな教育の理想について考えてみました。これは筆者の夢です。
文字数 4,282
最終更新日 2024.11.03
登録日 2024.09.28
家族を必死に守ろうとした主人公が家族から次第に拒絶されていくという矛盾。
人は何のために生きて、どのように人生を終えるのが理想なのか? 夫として、父親としてのあるべき姿とは? 家族の絆の物語です。
文字数 17,272
最終更新日 2024.10.24
登録日 2024.05.31
イタリアで声楽を学んだ園部早紀は、福島市にある小さなBARでジャズを歌っていた。
「歌うことが生きること」、早紀は歌うことを決して諦めなかった。
スポットライトを浴びて歌うことが彼女の生き甲斐だった。
文字数 45,456
最終更新日 2024.10.10
登録日 2023.12.29
結婚して10年。十和子は泣いたことがない。
彼女は砂のように乾いた女だった。
文字数 30,835
最終更新日 2024.10.01
登録日 2024.08.13
100万回の輪廻転生を繰り返すことで魂は解脱出来るという。
前世での行いによってゴキブリやアゲハチョウ、イーグルやアフリカゾウ、パンダ。そして人間に生まれ変われたとしてもハンデを持って産まれて来たり、男だったり女だったり、貧乏だったり大金持ちだったり親がやさしかったりロクデナシだったりする。
魂は永久不滅であり、魂を磨くために輪廻転生を繰り返し、修行を続けるのである。
そして来世で何を学ぶかは自分で決めることが出来た。
文字数 1,129
最終更新日 2024.09.26
登録日 2024.09.26
三上悟はパパも辞め、今度はお兄ちゃんも辞めることになりました。
歳の離れた妹、京香はしっかり者で、寅さんのサクラみたいな妹です。
でも、兄の悟はそんな妹に迷惑をかけてばかり。幼い頃は妹想いのやさしいお兄ちゃんでしたが、今の悟は酒、女、ギャンブルに溺れる毎日を送っていた。口癖はいつも「兄ちゃんが必ずお前をしあわせにしてやるからな」でした。
そんな兄、三上悟のロクデナシ・ブルースのお話です。「今日、パパを辞めます」の姉妹作品です。
文字数 2,348
最終更新日 2020.08.30
登録日 2020.08.30
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アルファポリスの現代文学小説のご紹介
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ヒューマンドラマや純文学を中心とした現代文学が満載です。
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