青春 台本小説一覧
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”カミホトケ”は新人の男性漫才コンビ。
事務所の代表兼マネージャーの類さんが二人を売り出そうと、
あの手この手の作戦を仕掛けるが、ことごとく失敗する。
はたして”カミホトケ”は最高漫才コンクール、サイコンで優勝できるのか?
文字数 144,042
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.06.15
【あらすじ】
部活や委員会、教室で駄弁る生徒、意中の相手を呼び出しての告白――夕日に彩られた学校で繰り広げられる青春の数々。
佐山涼と東條彩音の二人は放課後を迎えると、それらの光景に背を向けて学校を後にする。
ある日、いつもどおりの帰路で、いつも同じ姿があることに気付いた二人はお互いの存在に興味を抱く。
やがて興味は奇妙な仲間意識へと変わり、二人は一緒に帰るようになった。
「家族に必要とされることが苦なんて思ってねぇよ。勝手に俺を不幸にしてんじゃねぇ」
「好きでゲームしてるんだぞ。それのどこが『灰色の青春』なのさ」
学校から最寄り駅までの十分間――強がりな二人のひねくれた青春が幕を開ける。
【基本情報】
・演者:2人(男1、女1)
・時間:約30分
・アドリブ、性別変更、改変などはご自由にどうぞです。特に使用制限もございません。
文字数 10,719
最終更新日 2022.06.05
登録日 2022.06.05
明らかにヤベー告白台詞(?)を理論武装して正当化する話。
現在と回想を交互に挟んで進行するので、シーンの時間軸にご注意ください。
演技をしていることを自覚して演じると楽しめるタイプの台本です。
・演者:2名(男1、女1)
・時間:約10分
・アドリブ、性別変更、改変などはご自由にどうぞです。特に使用制限もございません。
文字数 3,703
最終更新日 2022.06.05
登録日 2022.06.05
この作品は自主制作映画化を前提として戯曲形式で書かれています。
この物語はフィクションであり、実在する人物や会社等は架空のものとなっております。
「back beat 1」の続編です。
宮城県仙台市にある芸能プロダクションを舞台に主人公である演技講師荏原とレッスン生達が繰り広げる青春ストーリー。
人に色がついて見える青年「拓真」が新たにオーディションに合格し、荏原のクラスに加入した。
彼は人とはどこか違う感覚を持っている。
「みんなと違うということは悪いことなのか?」
「みんなと同じでなければ、夢すらも目指しちゃいけないのか?」
荏原はレッスン生達を導いていけるのだろうか…。
この作品は私の近所にN男君という男性がいました。
私は当時5才でした。
N男君はいつも白いタンクトップ…昔で言うとランニングシャツに作業ズボン、靴の踵を踏み潰し同じ時間に一人で散歩に出かけていました。
誰とも目を合わせず、いつも視線は宙を見つめたまま、近所の人に何を言われようとも、悪ガキにバカにされようとも同じ表情、「同じ目の色」で近所にある線路…電車を見るために散歩に出かけていました。
当時私の家では父と母が毎日の様に夫婦喧嘩をしておりました。
その日は特に激しく父が母を殴り、テーブルをひっくり返しガラスは割れ、今ならば警察がきて大変な事になるのではないかという程の夫婦喧嘩をしていました。
とばっちりをくらい、父から「テメェは表に出てろ」と怒鳴りつけられて緑色のゴムボールだけを持って表に出ました。
近所中に父と母の怒鳴り声やガラスの割れる音、人がぶっ飛ばされて響く音…丸聞こえだったと思います。
表に出た私は何故か緑色のゴムボールをお向かいのブロック塀にぶつけて一人だけでキャッチボールを始めました。
初めは軽く投げていたはずが、苦しかったのか、やるせなさなのか、悲しみなのか、怒りなのか覚えていませんが、いつの間にか力一杯壁に向かって緑のゴムボールを投げていました。
ボールを受け損ない右に転がっていくと、そのボールを拾ってくれる人がいました…。
N男君でした。
N男君は私にボールを渡してくれました。
いつもは何があっても表情を変えず、どこを見てるかわからない、目の色のない彼がその時だけ…その時だけ悲しげな、寂しげな、何とも言えない顔で私にボールを渡してくれました。
その時に子供ながらに思ったことは「この人にはこの世界はどう見えているんだろう?」
「この人に今の僕はどう見えているんだろう?」
その後私は親戚中をたらい回しにされ、何回も引越し、名字も変わりました。
N男君がどうなったかはわかりません…。
今回の作品はN男君からインスピレーションを受けて描き始めました。
この作品は「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベルアップ+」においても公開されております。
文字数 11,679
最終更新日 2020.06.11
登録日 2020.06.04
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