恋愛 魔導小説一覧
2
件
十六歳の庶民の女の子ミーナ。年頃にもかかわらず家事スキルが壊滅的で浮いた話が全くなかったが、突然大魔導士だった前世の記憶が突然よみがえった。
現世でも資質があったから、同じ道を目指すことにした。前世での弟子——マルクも探したかったから。師匠として最低だったから、彼に会って謝りたかった。死んでから三十年経っていたけど、同じ魔導士ならばきっと探しやすいだろうと考えていた。
魔導士になるために魔導学校の入学試験を受け、無事に合格できた。ところが、校長室に呼び出されて試験結果について問い質され、そこで弟子と再会したけど、彼はミーナが師匠だと信じてくれなかった。
「私のところに彼女の生まれ変わりが来たのは、君で二十五人目です」
なんですってー!?
魔導士最強だけどズボラで不器用なミーナと、彼女に対して恋愛的な期待感ゼロだけど絶対逃す気がないから外堀をひたすら埋めていく弟子マルクのラブコメです。
※全12万字くらいの作品です。
※誤字脱字報告ありがとうございます!
文字数 121,588
最終更新日 2022.08.03
登録日 2022.07.23
公爵家長女のレーヌは、生まれつき白髪赤目の色を持って生まれた。
このロードガリオン大陸で「忌み色」といわれ、昼間はあまり出歩けず貧弱な体質であるレーヌは幼少期をずっと屋敷の中で過ごしていた。
ある日、実兄や周囲から愛され甘やかされる義妹に嫉妬したレーヌは、彼女を池に突き落とそうとするも失敗し、自分が転落してしまう。
それによってレーヌは意識不明の重体に陥り、約一年もの間眠りについていた。
そして、一年後。
目覚めたレーヌの様子は、一年前とは明らかに違っており、周囲は驚愕を隠せないでいた。
「も、も、戻れた!! 百年ぶりの自分の肉体! 百年ぶりの現世! この肉々しい体すらもはや愛嬌と思える……なんて空気が美味しいの!!」
どうやらレーヌは意識不明の間に「可能性の未来」を視てきたようで……?
文字数 14,328
最終更新日 2022.05.24
登録日 2022.03.15
2
件