ファンタジー おもちゃ小説一覧
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「なんだとっ。国宝保管庫に置いてあるのは全て国宝だ」
ゴミ婚約者の出来損ない王太子は玩具を集めては国宝保管庫に置きます。
あのー、そこは国宝保管庫であってガラクタ置き場ではないんですよ。
国宝だというので売った結果失敗婚約者が逆ぎれして剣を抜きました。
やれやれ、どうやらお灸をすえてあげた方がいいようですね。
文字数 407
最終更新日 2021.01.08
登録日 2021.01.08
──鄙びたトイ・ストーリー。
鄙びた温泉街に続く道路脇の馬鹿でかい駐車場を有した土産物屋。
トイレ休憩に大型観光バスや家族連れの車が停まる。
ガチャガチャや観光会社の看板がずらりと並ぶタバコ臭く、昭和の終わりと平成の初めにタイムスリップさせる入り口を通り抜けると、老店主自慢の奇抜な電池玩具が出迎える。
ラジカセ犬を偲ばす馬の玩具がひんひんぱからぱからと紐で繋がれたポールの周囲を駆け巡る。
びかびかと光る蛍光グリーンの馬体から流れるは「ウィリアムテル序曲」。彼の道化じみた珍妙な様に訪れた客は噴き出したり、小馬鹿にしたり。
ある日、店にやって来た美しい女の人形に馬は恋をした。
しかしプライドの高い彼女にも蔑まれ、馬は落ち込みつつも密かに想う。
──果たして馬の想いは成就するのか?
文字数 10,397
最終更新日 2020.01.21
登録日 2020.01.21
享年20歳
あまり友人もいない俺は、人を助けて死んだ
普通のサラリーマンとして働いていたのにと思うのと同時に人を助けてよかったと思っていた
…………ら、助けた人は異世界の神だった
うそでしょ()
ついでだからと若返りと生き返らせてもらう
そして異世界を行き来する力を手にいれた
とりあえず生き返られてもらったけどここドコよ?
文字数 5,118
最終更新日 2019.11.26
登録日 2019.11.08
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