ファンタジー 伝承小説一覧
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ここでは無い場所、アルマトリアの世界では、人々は動物や植物、物質や自然現象に宿る精霊と共に暮らしている。しかし、過去に起きた何度かの戦争によって、人間と精霊の絆は薄れ、力を持つ者と持たざる者との間に溝が生まれつつあった。
こうした中、精霊を見る力をもたないリベル、ルミニタ、クララの兄妹は孤児となり、西の大国プラトーに引き取られる。不能者として偏見にさらされながらも、兄妹で力を併せ、周囲の人達の支えと共に、自分たちの居場所を築き始める。
成長した兄妹たちは、歴史と文化の守護者である『ホシワタリ』、創造神話の伝承者である『伝い手』、失われた古の『魔術』に出会い、自らの存在と世界の成り立ちへ踏み込んでいく。
やがて遭遇する『スウィタリフの雨』によって、アルマトリアは妖精、妖怪、獣人、レヴェナントで満たされた神話の世界へと回帰する。
そして彼らは、世界のもう一つの姿へたどり着く。
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01 本作をお読みくださった読者の方に厚く御礼申し上げます。本作は2024/09/02で更新で第一部が完結しました。以降の準備が整い次第,更新を再開します。
02 日本語と英語で執筆を進めています。
03 英語版はRoyalroadで公開しています。
文字数 61,614
最終更新日 2024.09.02
登録日 2024.07.08
2020年、札幌。世界的パンデミックにより、多くの人間が自制を余儀なくされている中、不可解な事件が多発する。
探偵業を営む魔術師、キサラギ・アルトナは道警の刑事である五十嵐の依頼を受け、この不可解な事件の捜査を開始する。
この事件を、魔術師による凄惨で残虐なものと知りながら……。
文字数 56,279
最終更新日 2023.09.13
登録日 2023.09.05
私の名前はププリヌセア=メヒーネスト=アレコヌイスト=ホディ=アシャレナーハム=レホ=クーデルウス=メシュナアハ=トヒナ=ウル=レショネーソン。呪文みたいだけどこれが私の名前。呪文みたいって言うか呪文なのかな。意味は忘れたけどこの一言一句が私が生きてるためには必要なんだって。でも長すぎるから普段はププリーヌって名乗ってる。
私は、魔法によって人に似せた依代に生を固定された魔法生物。平たく言って生きてる人形なの。でも人形だから歳をとらないし姿も変わらないし、魔法を解かれないかぎり死なないし、もう600年くらいになるのかな。仲良くなっても人間はすぐ死んじゃうし、人間以外の生き物もそれは同じだし、何だか飽きちゃった。
だから人間が魔獣の住処と恐れて近付かない森の大きな木の根元で200年ほどぼんやりしてたんだけど、ある時その森に人間が火を放って燃やされてしまった。どうやら私を探すために燃やしたみたい。ヒドいことするなって思ったけど私はもう人間の相手をする気はなかったから放っておいた。そしたら棺に入れられて運ばれて、王様の前につれてこられてしまった。
こうして、私を巡る人間達の騒動が幕を開けたのだった。
文字数 113,241
最終更新日 2021.01.13
登録日 2018.02.14
消えた土地に住んでいた人々はどこへ行ったのか。
西暦の時代は災害、戦争、病気そして謎の怪現象の中に消えていった。
そして新たな土地から現れた異世界の住人達とは
人類の半数は異世界に消え国家は消滅し文化が失われるようとする世界で生きた一人のジャーナリストの追憶
……そしてこの世が異世界と交わり100年以上の時が過ぎた新世界で……
文字数 35,535
最終更新日 2020.10.29
登録日 2020.08.31
最強への道を瞬く間に駆け抜け、少年は英雄の夢を見る。
凶悪なモンスターが跋扈する世界。
それに立ち向かう者『守護者』。
世界で唯一の後天性守護者である主人公オズ・ルルファは本来1つしか持てない能力を何故か複数個使えて──!?
最強のその先に至る神話などの伝承を交えた主人公成長系物語。
文字数 48,477
最終更新日 2019.01.23
登録日 2019.01.10
高校生活最後の夏休み、友人達と地元で有名な心霊スポットに出掛けた氷上彪(ひかみひょう)は、思いがけぬ事故に遭い山中に独り取り残されてしまう。
人生初の気絶から目覚めた彼を待ち受けていたのは、とても現実とは思えない、悪い夢のような出来事の連続で……!?
ほとほと運の悪い男子高校生と、ひょんなことから彼に固執する(見た目は可愛らしい)蒼い物の怪、謎の白装束姿の少女、古くから地域で語り継がれる伝承とが絡み合う、現代?和風ファンタジー。
※2018年1月9日にタイトルを「キモダメシに行って迷い人になったオレと、蒼き物の怪と、白装束の少女」から改題しました。
文字数 110,564
最終更新日 2017.09.10
登録日 2017.08.31
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