亡国の姫小説一覧
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亡国の姫セシルは、騎士であるテオと一緒に暮らしている。平穏な日々に満足していたセシルだが、テオに縁談が来ていることを知る。いつまでも一緒にいられないと気づいたセシルは、テオを解放しなければと悩むが……。芯の強い亡国の姫と穏やか敬語騎士による、平凡な日常ときどき微シリアスな両片想い。
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文字数 75,795
最終更新日 2024.07.25
登録日 2024.02.16
綿貫真司、16歳。養護施設出身という事を覗けば、何処にでもいるごく普通の高校生だ。
ある日、いつもと変わらない日常を送っていたはずの真司だが、目覚めたら異世界にいた。
一般的な高校生の真司としては、ラノベなどで良くある、異世界に転移されたという事を理解するが、異世界転移ものにありがちな「チートスキル」らしきものがない事に項垂れる。
しかし、ない物ねだりをしても仕方がないという事で、前向きに生きていこうと思った矢先、|金銀虹彩《ヘテロクロミア》を持つ少女、エルに出会い、望んでもいないのにトラブルに巻き込まれていく。
その後、自分が1000万人に1人いるかいないか、といわれる全属性持ちだという事を知るが、この世界では、属性が多ければ良いという事ではないらしいと告げられる。
その言葉を裏付けるかのように、実際に真司が使えたのは各種初級魔法程度だった。
折角チートっぽい能力が……と項垂れる真司に追い打ちをかけるかの様に、目覚めたチート能力が空間魔法。
人族で使えたのは伝説の大魔導師のみと言うこの魔法。
期待に胸を躍らせる真司だが、魔力消費量が半端ないくせに、転移は1M程度、斬り裂く力は10㎝程度の傷をつけるだけ……何とか実用に耐えそうなのは収納のみと言うショボさ。
平和ボケした日本で育った一介の高校生が国家規模の陰謀に巻き込まれる。
このしょぼい空間魔法で乗り越えることが出来るのか?
文字数 797,525
最終更新日 2021.03.15
登録日 2020.10.02
亡国の姫君であるティアラは、自らの過去を隠し、とある国の公爵令息、フェアナンドの専属執事テオとして働いていた。彼女はご主人様であるフェアナンドに特別な思いを抱いてしまった。しかしながら、それは許されない夢。叶わない思いを心の奥にしまい込んで日々を過ごしていた彼女。毒味も行う彼女は、ある夜媚薬にあてられてしまう。心配したフェアナンドがテオの部屋を訪れるが……。
※side:フェアナンドを投稿しました。長いので2つに分けます。
文字数 12,522
最終更新日 2020.12.25
登録日 2020.12.13
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