熟年夫婦小説一覧
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結婚して三十年。妻を見てふと思い出したのは、かぶと虫の習性だった。
結婚して三十年。妻を見てふと思い出したのは、かぶと虫の習性だった。 結婚して三十年、夫の姿を見て思い浮かべたのはか…
結婚して三十年、夫の姿を見て思い浮かべたのはかぶと虫の習性だった。
ありきたりな夫婦の不満やイライラ。
変わり果てた関係、
時々、愛情。
もしかしたら共感して貰えるかも?
夫と妻、両方の目線から呟く結婚三十年目の日常。
文字数 27,794
最終更新日 2023.09.23
登録日 2023.07.09
大手酒造メーカーで定年まで勤め、今はリタイア生活を楽しむ同期の笠森譲二、小杉慎吾、竹ノ内忠。
年に一度、いずれかの自宅でホームバーティを開くのが彼らの習慣だ。
今年は分譲マンションを買ったばかりの小杉慎吾がホスト役。
慎吾は妻・智代の手を煩わせる事無く、30年前のスペイン出張時に覚えたという料理を自らこしらえる。
忠とその妻・友里恵は料理の出来栄えを讃えたが、譲二の表情は今一つ冴えない。明確な理由もなく三下り半をつきつける妻と協議離婚が成立した後だった為だ。
しかし、そんな傷心の譲二だからこそ、慎吾の隣で佇む智代の異変に気付いた。
昔、慎吾がしでかした浮気の傷がまだ智代の中で疼いており、密かな復讐を企てているのではないか?
パーティ進行と並行し、慎吾、智代の仲を修復させようと図る譲二だが、一度穿たれた夫婦の溝は想像以上に深く、秘めた恨みの鋭さを思い知らされていく。
エブリスタ、小説家になろう、ノベルアップ+にも投稿しております。
文字数 16,271
最終更新日 2023.06.18
登録日 2023.06.12
文字数 2,752
最終更新日 2022.08.05
登録日 2022.08.05
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